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内容説明
自分が誰かを知りたくて、ぼくは彼を殺したんです。アッティカ監獄に現在も服役中の暗殺犯チャップマンに、200時間にもおよぶインタビューを敢行。家族や知人、精神科医の談話やカルテなどを駆使し、世紀の凶行の深層に横たわる、戦慄の真実が浮き彫りにされる。これは狂人の犯行だったのか。
目次
第1部 ライ麦畑で間違えて
第2部 波紋
第3部 リトル・ピープル
第4部 ハワイのホールデン
第5部 地獄の季節
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
27
Nobody vs. Somebody。自身の人生を通した理想と現実の乖離の積み重ね。”Phony”の象徴の打破が、自身のIdentifyの再確立の道。故のジョン?!著者の綿密なInterveiw結果も、見方を変えればマークの客観性・論理性の裏づけ。一方、『境界例人格』や有名税・・・?有名・無名に関わらず、生命を奪う妥当性は、どこにもない。どうにも見出せない・・・。読後、人生の掛け違いや、巡りあわせを考える。人生は山谷で、山谷が人生。結果ではなく「経過」。精一杯生きる人生は、”Phony”ではない!2014/11/08
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