内容説明
古代から、音楽は歌や呪文といった形で、医学と密接な関係をもっていた。本書は、従来の音楽療法との重複を避け、性科学、鎮痛法への臨床的応用、音楽受容性テストの基本データをはじめ、心身医学、予防医学、社会福祉など新しい分野への新知見を収める。
目次
第１章 音楽療法序論
第２章 音楽の効果と音楽療法の適応
第３章 音楽療法のいろいろな方法
第４章 楽曲の選択
第５章 音楽受容性テストと能動的精神音楽判定表
第６章 音楽的リラクセーション
第７章 音響麻酔
第８章 音楽と身体
第９章 音楽と性科学
第１０章 出産の準備、新生児の看護と音楽による子どもたちの目覚め
第１１章 音楽、老人医学、臨終の伴侶
第１２章 音楽、麻薬嗜癖とアルコール中毒
第１３章 心身症の治療と音楽療法の多面的応用
第１４章 芸術療法と視聴覚技法
第１５章 音楽療法の発展
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