目次
1 バルバリアの海賊
2 北方の海賊
3 西の海賊
4 東の海賊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
俊
22
世界各地の有名な海賊を紹介することで、海賊全体の歴史を概説している。フィクションではない海賊の実像が知れる本だと思う。基本的に海賊のやることはどこへ行っても変わらないので、同じようなことの繰り返しで退屈に感じる所もあったけど、海賊被害者の残した文書や社会主義者?の海賊ミッソンのくだりは抜群に面白かった。個人的に残念なのは、著者の海賊の定義から外れるということで、ドレークについて殆ど触れられなかったこと。塩野七生氏の著作が好きな人は多分ハマるはず。 2014/12/10
あお
4
海あるところに海賊あり。カリブの海賊が好きで、実際の海賊の姿を知りたくて読んだ。バッカニアの海賊はイメージどおり。有名なティーチから女海賊まで、あぁホントにいたんだなぁと感慨深い。当時の海岸に暮らす人や船で商品を運ぶ人にとっては恐ろしい存在だった海賊も、海にしか居場所がなかったり、流儀があったり、今からするととても愛しい存在。アジアの海賊なんて知らなかったなぁ。2020/08/07
takao
1
ふむ2022/01/10
allSS0413
0
題名のまんま海賊の歴史本。各海域、時代にわけてどのような経緯で海賊が発生するのか詳しく書いてある。世界史と連動して書いてあるので軽く世界史を復習して読むほうが面白いと思う。小説や演劇などで描かれる海賊をイメージして読むとがっかりするので要注意。
サアベドラ
0
古今東西の海賊の歴史をまとめた名著。子供の頃図書館で読んで海賊(と大航海時代)の魅力に取りつかれた。現在は中公文庫に入ってます。