社会科学の冒険<br> イスラムの家からバベルの塔へ―オスマン帝国における諸民族の統合と共存

社会科学の冒険
イスラムの家からバベルの塔へ―オスマン帝国における諸民族の統合と共存

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784845708307
  • NDC分類 226.6
  • Cコード C0022

内容説明

イスラム世界が民族紛争のるつぼと化したのは何故か。諸民族の共存する社会を実現したオスマン帝国のシステムとその崩壊の謎を鮮やかに分析し、近代西欧的常識を覆す問題提起の書。

目次

1 世界秩序と政治単位(イスラム世界秩序;『西洋の衝撃』とイスラム国際体系)
2 ことばと統合(オスマン帝国と対外的コミュニケーション;多言語帝国の構造)
3 共存様式とアイデンティティー(イスラム世界における自意識と他意識;イスラム的共存の伝統とその変容;ナショナリズムと共存問題―キブロス紛争を中心として)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

わたる

1
3部構成全7章の専門書。オスマン帝国を中心にイスラム的世界秩序、社会構成が論じられる。前近代の帝国は民族的要素でなく宗教を各個人のアイデンティティーの根源としており、ムスリム優位の下の不平等な共存が実現されていたが、近代の「西洋の衝撃」によってギリシャ人を先駆けに各民族にナショナリズムの興起が生じていったことを強調。単なるコミュニケーション手段であった言語も「民族」の新たなシンボルとなり、帝国がネーション・ステイト群へ変容する。本書は全体的な考察にとどまっているため、個別研究が待たれる。2012/08/06

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