たこやき

たこやき

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 266p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784845708284
  • NDC分類 383.8
  • Cコード C0039

内容説明

たこやきのルーツを探り、たこやきの未来を想い描く、初のたこやき大研究。

目次

第1章 たこやきの誕生
第2章 たこやき前史
第3章 戦後のたこやき
第4章 たこやきをめぐる技術
第5章 下町にひらく屋台文化
第6章 粉食考
第7章 暮らしをたのしくする技術

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

21
たこ焼きは元々ソースはかかっていない醤油の味付けで最初は蛸を入れていないラヂオ焼と呼ばれる物であり、蛸を入れたのは明石の玉子焼(明石焼き)の影響というのは子供時代に学研雑誌でも読んだ記憶でこの本がベースなんだろうか? さらにラヂオ焼以前のチョボ焼や玉子焼のルーツに玉子の白身を用いた装飾品の明石玉との関連などもっと細かく調べ上げる等奥が深いが、1番は久しくたこ焼きを食べてない事を思い出し食べたくなった。2022/11/26

4fdo4

6
ここまで「たこやき」の歴史に関して深く調べた本もそうそう無いだろう。 「ラヂオ焼き」や「ちょぼ焼き」といったたこ焼きの原型と思われるを調査するのは まだまだ序の口である。 影響を与えた「たまご焼き」を「明石焼き」と命名した人物を探しだして話を聞いたり 「たまご焼き」の店を開いた第一号の人物を探したり。 「たまご焼き」に使う鶏卵とはそもそも、明石玉を作る際の副産物であったと仮説まで。 当然、「たこやき」自身の方もソースを付けるの付けないのや、なぜタコなのか? はっきり言って、論文レベルです。はい。 2015/08/21

西澤 隆

4
後に「日本コナモン協会」まで立ち上げる彼女の若き日の一冊は、単にたこやきを紹介するエッセイなどではなく、ルーツについて戦前からの歴史を調べるフィールドワークの集大成。高価だった卵も模造珊瑚玉の産地明石では白身を大量に使うから残った黄身の活用方法として生み出された明石焼き、それが卵を気軽に使えない大阪にやってきて粉とソースで食べるように変化したというのがよく語られる話。でも、その説に「?」を感じ、珊瑚玉の衰退と道具の流用の仮説にたどり着くくだりには説得力がある。なんだか、2,3個つまみたくなっちゃったなあ。2014/08/05

よく読む

2
酔って読んだらいつの間にか読み終わってた2017/03/31

tegi

1
最近家族がめっちゃたこ焼き好きと判明して、図書館で適当に見繕ってきたもの。一部通読のみにとどまったがこれは名著の手触り…。過不足なく歴史と文化を叙述し、余裕があるのに無駄はない感じ。関西旅行の際には再読したい。解説は鶴見俊輔。2024/02/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9474
  • ご注意事項

最近チェックした商品