内容説明
多才な一人の青年が1924年パリにやって来、ブラッサイと名のるようになった。「ブラッソー(当時ハンガリー、現在ルーマニアのトランス・シルヴァニア地方)から来た男」の意味だ。絵画や彫刻、小説まで書く男だったが、彼のもっとも注目されるジャンルは写真だった。『ミノトール』、『ヴェルヴ』それに『ハーパーズ・バザー』といった雑誌が、彼に誌面を与え、とくに芸術家たちの肖像を写すように依頼した。当時、パリを中心に活躍する芸術家たちの芸術と心を理解でき、写しとることのできる唯一の人物だったからだ。ピカソ、ダリ、マチス、ブラック…、想い出に残る芸術家たちが、ブラッサイの筆とカメラで活写される。
目次
ピエール・ボナール
ジョルジュ・ブラック
サルバドール・ダリ
シャルル・デスピオ
ラウル・デュフィ
アルベルト・ジャコメッティ
オスカー・ココシュカ
アンリ・ローランス
ル・コルビュジエ
フェルナン・レジェ
ジャック・リプシッツ
アリスティード・マイヨール
アンリ・マティス
ジョアン・ミロ
パブロ・ピカソ
ハンス・フイヒレ
ジェルメーヌ・リシエ
ジョルジュ・ルオー
ジャック・ヴィヨン
ダニエル・アンリ・カーンウェイレル
アンブロワーズ・ヴォラール
アカデミー・ジュリアン


              
              
              
              

