シリーズ民間日本学者<br> 牧野富太郎―私は草木の精である

シリーズ民間日本学者
牧野富太郎―私は草木の精である

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 239p
  • 商品コード 9784845702596
  • NDC分類 289

内容説明

誰もが名を知る植物学の泰斗ながら、官学者の批判を浴び続けた牧野の自由闊達な生涯、その孤影を鮮かに映し出す。

目次

第1章 誕生前後
第2章 改名し、富太郎となる
第3章 学校と富太郎
第4章 独学の人
第5章 植物学者を志す
第6章 東京で学ぶ
第7章 二つの故郷
第8章 『植物学雑誌』の創刊
第9章 研究室からの追放
第10章 生家をたたむ
第11章 貧しき人として
第12章 富太郎をめぐる愛憎
第13章 帝大で教える
第14章 学位を得るも妻を失う
第15章 辞職をめぐる謎
第16章 『牧野日本植物図鑑』の完成
第17章 “植物の精”

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

志村真幸

0
 このシリーズはなぜか専門家でないひとに執筆を頼むケースが多いが、本書の書き手である渋谷さんも、牧野の研究者というわけではない。学部が植物学だったことで依頼されたらしいが、科学史関係の翻訳に仕事の多いひと。  本書は、牧野の生涯を描いた伝記。少年向けではなく、大人が読んでも納得できるものとなっている。ただ、やはり牧野に肩入れした描写になっており、いまいち客観視できていない点に不満が残る。  また、前半生に重点が置かれ、後半生がさらっと流されてしまうのが残念。むしろ、そこを詳しく知りたくて手に取ったのだが。2020/04/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/1667363
  • ご注意事項

最近チェックした商品