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出版社内容情報
人生、あきらめたらあかん
長女が初めて明かす「藤田まこと」の半生記
内容説明
没後15年。不世出の名優の半生を付き人も務めた長女が回想!
目次
闘病生活でも、藤田まことは藤田まこと
庶民派スターの原点
『てなもんや三度笠』の栄光と挫折
忘れがたき豊中の日々
一世一代の当たり役、中村主水
歩き続けた『京都殺人案内』
新演技座設立、舞台に生きる
『はぐれ刑事純情派』の意外な成功
60歳で60億円の借金生活
ライフワークとなった『剣客商売』
主水ふたたび、『必殺仕事人2007』
役者人生最後の花道
著者等紹介
原田敬子[ハラダケイコ]
1964年生まれ。藤田まことの長女として大阪・豊中で育ち、10代より父の付き人となる。2010年に「株式会社藤田まこと企画」の代表取締役に就任し、父の功績を後世に残すべく活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マツユキ
11
藤田まことさん。よく見ていたのは『はぐれ刑事純情派』で、『必殺仕事人』は時々という程度なんですが、それ以外に親しみを感じる俳優さん。始めて知る藤田さんの経歴は、知らない名前も多いですが、当時の舞台、ドラマの制作の様子も伝わってきて、わくわくしました。仕事に対しての厳しさも、家族や若い俳優に向ける優しさも、大きな愛情があってこそ。第一印象はそのままに、偉大な方だったんだな。もっといろいろ見とけばよかったな。共演者の言葉も温かく、個人的に大倉忠義さんの約束が果たせたらいいなと願っています。2025/04/14
完敗
0
著者は藤田まことさんの長女で付き人を務めた、自称「究極のファザコン」敬子氏。構成は必殺関連の著作多数の高鳥都氏。家族の話、撮影現場の人間関係の話、共演者やマネージャーへのインタビューなど実に興味深かった。「藤田まことを偲ぶ会」の開催で著者の悲願は叶ったが、出席者の面子を見ると、来て当たり前なのになぜ来なかったのだろうと思う俳優が何人か思い浮かんだ。それはともかく、ファンならずとも楽しめて興味を深めることができる好著といえよう。2025/07/14