乙女の本棚シリーズ<br> 詩集『青猫』より

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乙女の本棚シリーズ
詩集『青猫』より

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  • サイズ B5判/ページ数 59p/高さ 18X20cm
  • 商品コード 9784845636891
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ああ このおほきな都会の夜にねむれるものは
ただ一疋の青い猫のかげだ

都会的な風景を妖しく切り取る名詩集。

萩原朔太郎の『青猫』が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られ、本シリーズでは萩原朔太郎『猫町』、江戸川乱歩『押絵と旅する男』、夏目漱石『夢十夜』、坂口安吾『桜の森の満開の下』、谷崎潤一郎『魔術師』を担当する大人気イラストレーター・しきみによって描かれる。
名作文学と現代の美麗なイラストが融合した、珠玉のコラボレーション・シリーズ。
自分の本棚に飾っておきたい。大切なあの人にプレゼントしたい。そんな気持ちになる「乙女の本棚」シリーズの1冊。

内容説明

都会的な風景を妖しく切り取る名詩集。萩原朔太郎の『青猫』が、有名ゲームのキャラクターデザインなどで知られる大人気イラストレーター・しきみによって、鮮やかに現代リミックス。人気シリーズ「乙女の本棚」の第24弾が登場。詩集としても画集としても楽しめる魅惑の1冊。

著者等紹介

萩原朔太郎[ハギワラサクタロウ]
明治19年(1886年)群馬県生まれ。詩人、小説家。「日本近代詩の父」と称される。中学在学中に級友と共に『野守』という回覧雑誌を出して短歌を発表する

しきみ[シキミ]
イラストレーター。『刀剣乱舞』など、有名オンラインゲームのキャラクターデザインのほか、多くの書籍の装画やファッションブランドとのコラボレーションを手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

102
萩原朔太郎の女のひとへの恋慕を謳う詩に、しきみの美しく幻想的な少女のイラストが色を添えています。表紙の「青猫」の可愛らしい少女の青い猫の影も良いですが、「黒い風琴」「鴉毛の婦人」にある妖しげな黒衣の美女のイラストが詩にマッチして、とっても好いですね。「月夜」のおおきな羽も、「春宵」の情愁もまた好いです。乙女の本棚シリーズでも、この本は絵と詩がよくマッチしていると感じます。2022/01/30

寂しがり屋の狼さん

72
【乙女の本棚】シリーズ24冊目📚『萩原朔太郎』と『しきみ』さんの組み合わせは、同シリーズでは「猫町」に続き2作目。都会的な風景を妖しく切り取ったような詩集は画集としても楽しめる魅惑の1冊です(◕ᴗ◕✿)2022/02/20

優希

41
言葉の力を感じました。美しい中にも力強さがあります。イラストもまた詩の力を表現しているようでした。2023/11/10

たまきら

38
この詩人を最近はじめて反戦の詩人として読む機会があり、正直とても驚いた。どちらかというとどこか退廃的なイメージをこの詩人に抱いていたせいかもしれない。そのせいかこの甘いイラストとギャップが感じられたが、それは50代の感想。10代の女性が手に取ってどう感じるかはわからない。久々に読んだ青猫は淫靡で、どこか無垢。…そういえばヨルシカさんの「月に吠える」って、やっぱり萩原朔太郎がモチーフだったんですね。2023/10/31

ぐうぐう

33
詩集『青猫』で描かれる青猫は、都会の憂鬱を象徴している。その証拠に、この詩集には「憂鬱」という言葉が何度となく出てくるのだ。ただ、猫が気ままで捉えどころがないのと同じように、朔太郎が書く「憂鬱」もまた気ままであり捉えどころがない。「憂鬱」は、ときにせつなく、ときに艶かしく、ときに嬉しげでさえある。それは、気ままで捉えどころがない猫を追う過程での感情の変化であり、その果ての境地なのかもしれない。「運命はあとからあとからとかげつてゆき さびしい病鬱は柳の葉かげにけむつてゐる(つづく)2023/01/05

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