内容説明
1月1日から12月31日まで、文豪たちが何をしていたかすぐわかる。まさに文豪の日めくりカレンダー!各月の章扉には、イラストレーター・問七による誕生月の文豪イラストを掲載。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まる
5
9月25日、永井荷風が酔っ払いを発見 (介抱したのは駅員さん)とか 365日のうち、 何もありませんでしたとは絶対に書かない強い意志がとても好き。大好き。 2022/07/22
きゅー
5
日本の文豪にまつわる出来事を1月1日から12月31日まで366日分紹介する一冊。ちなみに本書で言う文豪とは、石川啄木、内田百閒、川端康成、太宰治、夏目漱石、森鴎外などが該当するようだ。内容としてはしょうもない出来事の記述も多い。「谷崎潤一郎が刊行を控えている『夢の浮橋』の刷り出しを確認する」とか、「新潮社のスタッフが原稿を取りに内田百閒の家を訪れるが、まだ出来ていないと断りの手紙を預かって帰る」など。わりと何も起きなかった日が多いなあというのが正直な感想。2022/03/29
月華
2
図書館 新刊コーナーで見かけて借りてみました。なぜかイラストがふんわり系でした。編集者の趣味の世界、という感じでした。最後に参考文献一覧が載っています。文学者ごとの索引があれば興味を持った文学者を探しやすいのではと思いました。なぜかイラストは全て男性でした。2021/07/23
晴冬
0
たくさん永井荷風さん出てきてた! 文豪でも、辺なことたくさんやらかしてるんだなぁ、って少し身近に感じた。志賀直哉さん、子供たくさんいたんだね。2024/12/30
ゆきんこ
0
文豪に纏わる日めくりカレンダーと、一言日記を読んでいるような感じ。誕生日や命日だけではなくて、日常のちょっとしたエピソードまで載っている。その内容が微笑ましくて、文豪と呼ばれている人達を身近に感じることができる。内容が本当に些細なものもあるので、結構小まめにいろんなことを書き付けてたんだなぁ…と。2021/10/10