内容説明
“名物編集者”の根絶、メディア・ブランドとジャーナリズムの必要性、シュリンクする収益構造…既存の音楽メディアの「課題」と「未来」を、8名の有識者と考える談話集。
目次
第1章 邦楽ロック・メディアから失われつつある批評性―鹿野淳
第2章 誰が音楽評論を必要としているのか―柴那典
第3章 “音楽の外から音楽を見つけ出す”ジャーナリストの視点―大石始
第4章 『Jazz The New Chapter』という理想―柳樂光隆
第5章 村化していく音楽メディア―石井恵梨子
第6章 音楽メディアに足りないたくさんのこと―若林恵
第7章 切り捨てられるテキストの中に眠る批評性―imdkm
第8章 『blast』無きヒップホップ・ジャーナリズムの現在―渡辺志保
著者等紹介
加藤一陽[カトウカズハル]
1985年生まれの編集者。山形県山形市出身。日本大学在学中の2007年に株式会社リットーミュージック『サウンド&レコーディング・マガジン』編集部でキャリアをスタート。2012年、株式会社ナターシャに転職し『音楽ナタリー』の編集記者に。2015年に『音楽ナタリー』編集長、2017年にナターシャ取締役に就任。メディア事業担当役員として、音楽、コミック、お笑い、映画、ステージという5つの『ナタリー』編集部を管掌したほか、イベント事業部の立ち上げなども行う。2020年6月に退職。2021年春、カルチャー系コンテンツ・カンパニーを標榜する株式会社ソウ・スウィート・パブリッシング設立(予定)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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