内容説明
船山基紀が綴るヒットの極意。70年代歌謡曲の王道を歩み、80年代以降も一線に君臨、現在もジャニーズ楽曲など多くの作品を手がける名編曲家の半生記。
目次
第1章 生い立ち
第2章 習作時代
第3章 沢田研二のアレンジで最前線に踊り出る
第4章 筒美京平との出会いと70年代の歌謡曲
第5章 ニュー・ミュージックのフィールドで
第6章 ジャニーズ事務所のアイドルを手がける
第7章 フェアライトの導入と打ち込みサウンド
第8章 80年代の歌謡曲仕事
第9章 Winkの大ブレイク、そしてJ‐POP黄金時代へ
著者等紹介
船山基紀[フナヤマモトキ]
1951年、東京都目黒区生まれ。早稲田大学高等学院から早稲田大学政治経済学部経済学科中退。幼い頃から譜面と地図が大好きで、中高は吹奏楽、大学からは早稲田大学ハイソサエティ・オーケストラでリードアルトサックス、コンサートマスターを担当。大学3年の時アルバイトで始めたヤマハ音楽振興会でのポピュラーソングコンテストの仕事で編曲の基礎を学ぶ。74年よりフリーの作編曲家として本格的に活動を開始し、77年には沢田研二の「勝手にしやがれ」で日本レコード大賞を受賞。中島みゆき「時代」、五輪真弓「恋人よ」、渡辺真知子「迷い道」などニュー・ミュージックを代表する作品を手がけていく。82年よりL.A.に拠点を移し、そこで出会った「フェアライト CMI」デジタル・シンセサイザーに衝撃を受け、帰国後、来るべき自宅録音の先駆けとしてこれを導入。以降Wink、中山美穂、荻野目洋子、森川由加里など、80年代アイドルの全盛期を築く。特に筒美京平氏作品の編曲は氏の編曲者中一番多く、レコード大賞を始め数々の賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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山田太郎
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