内容説明
セッション初心者に最適な20の定番曲を題材に、フレーズの作り方を解説していくアドリブ指南書。曲のなかで変化していくKeyを理解することこそアドリブ攻略の第一歩。スタンダード・ナンバーのKey分析をすると同時に、難しいコード進行をかんたんに解釈するための20のテクニックを伝授。それらを使ったメジャー&マイナー・スケール中心のアドリブ作成例を紹介している。カナの音名を併記し、移調譜(B♭、E♭)の掲載により楽器も不問。
目次
INTRODUCTION(臨時記号が楽曲分析のカギ;楽曲に含まれる音の重要度;アドリブ演奏における臨時記号;アドリブの分析)
20 JAZZ STANDARDS for BEGINNERS(モリタート(マック・ザ・ナイフ)
フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
枯葉
朝日のごとくさわやかに ほか)
著者等紹介
加度克紘[カドカツヒロ]
広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナー・サックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏活動、作曲/編集活動の他、ノア・ミュージックスクールでのサックス講師など音楽教育にも多岐にわたり活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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