内容説明
放送席はリングからわずか1メートル!実況アナだから書けたプロレス・エピソード集!
目次
1 果たして実況アナとはどんな仕事なのかーッ!?(プロレス実況という仕事;プロレス実況における大原則 ほか)
2 それではプロレス実況の現場からお伝えします!(プロレス実況の歴史;各局のスタイルの違い ほか)
3 至近距離で見た!闘う男たちのリアルな横顔(棚橋弘至―お好み焼きを前にした男同士の誓い;真壁刀義―べらんめぇ調で語る同世代のアニキ ほか)
4 プロレス実況を変えたのはこの男だ!古舘伊知郎という革命児(古舘伊知郎に夢中になった小学生;古舘伊知郎の実況はいったい何が凄かったのか ほか)
5 いまだに興奮冷めやらぬ心の名勝負はこれだ!(ラジオが実況に導いてくれた 永田裕志vs安田忠夫;デビュー戦の実況アナは歴史の証人である 内藤哲也vs岡田かずちか ほか)
著者等紹介
清野茂樹[キヨノシゲキ]
1973年兵庫県生まれ。フリーアナウンサー。現在のプロレス実況の第一人者であり、2015年には新日本プロレス、WWE、UFCという世界3大メジャー団体の実況を史上初めて達成。実況の他にもラジオや文章でもプロレスの魅力を積極的に伝えている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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アスワンハイダム
4
テーマごとのショートコラムを中心に、対談なども面白くまとめられています。プロレスファンなら誰もがストレスなく読めると思いますが、全160ページで1600円+税。1ページ10円というのは、先日発売の贅を尽くした学研の図鑑『超人』級で、となるとこの本、いささか高いんじゃないですかね。2019/06/13
ナリボー
3
9/10 期待せず暇つぶし程度に読みはじめたら、面白くてあっという間に一気に読み終えた。ひとえに筆者のプロレス愛がなせるワザ、熱量がビンビン伝わってきて気持ちが良かった。こういう本をたくさん読みたいなあ。2019/09/05
siomin
2
プロレス実況を専門に担当するアナウンサーによるエッセイ。プロレスラーの本はあれど,プロレスアナウンサーをテーマにした書籍はこれだけかも。どのように中継されているのかがわかります。多くのスポーツ中継とは違い,プロレスはどの観客よりリングに近いところに陣取ることで,独特のスタイルを生み出しているのでしょうか。徹頭徹尾,プロレスへの愛が詰まっています。2020/04/06
Masaya Fujii
2
実況した試合のメモというのをもう少し覗いてみたい。2020/02/27
masa
2
お馴染みキヨアナの本。古舘論やラリアートorラリアット、腕十字or逆十字なんてなるほどと思いました。DOMMUNEの櫻井さんとのエア実況懐かしい。エンターテイメントって言い切れるのは局アナじゃなくてフリーアナの立場だからなのかも。あまり実況しないでトークするアメリカの中継スタイルを理想としているのが意外というか面白いです。2018/11/12