内容説明
JASRACって一体何をするところ?原盤権と出版権、どちらがおいしいの?どうして死後50年経っているのにP.D.じゃないの?カラオケで歌唱する映像をアップするのは違法?サブスクリプション・サービスの印税計算方法は?NexToneってJASRACと何が違うの?マンガによるケース・スタディ形式で、現実と直結させやすい!現役の教授によるやさしい解説で法律理論もどんどん頭に入る!サブスクリプション・サービスや動画投稿サイトなど、音楽ビジネスの現在をとらえて大幅リニューアル!
目次
総論編
各論編(海外との関係;放送と著作権;CMと著作権;エンターテインメント・ビジネス;レンタル・レコード;音楽配信;独占禁止法;パブリシティ権)
著者等紹介
安藤和宏[アンドウカズヒロ]
1963年生まれ、東京都葛飾区出身。東京学芸大学卒業、フランクリンピアース・ローセンター(LL.M.)、ワシントン大学ロースクール(LL.M.)修了、早稲田大学大学院法学研究科博士後期課程博士研究指導終了(法学博士)。高校教諭、音楽出版社の日音、キティミュージック、ポリグラムミュージックジャパン、セプティマ・レイ、北海道大学大学院法学研究科特任教授を経て、東洋大学法学部教授。専門は知的財産法、音楽ビジネス論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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富士さん
5
著作権解説はたくさんありますが、傑出しています。お金の分配基準まで細かく明記されていますが、実務をしないなら、本書の執筆思想を知るだけでも十分な価値があります。本書は一貫してミュージシャンの立場で書かれており、客観をうたって法律や契約の条文をダラダラ開設するものとは一線を画しています。立場がはっきりすれば、権利を通じて業界をどうすべきかを明確に示すことができます。本当にビジネスを動かしている慣習についての解説が詳細にされているのも素晴らしい。本書の方針と構成で映像編とか、出版編などが続けば最高です。2024/04/20
☆ツイテル☆
2
フライヤー2022/02/12
あづさ/kyoka
1
主にアーティスト・作曲家の目線で著作権を扱う音楽業界について書かれた本。現在の仕組みになるまでの歴史的背景や今後の課題まで書かれていてとても分かりやすかった。2019/07/14
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- 和書
- 合成生物学の衝撃