内容説明
実況・アナウンサーの清野茂樹が挑むプロレステーマ曲舞台裏の真実。
目次
01 MASTERPIECE―ミュージシャンが選ぶテーマ曲名作BEST3
02 GRAFFITI―清野茂樹の青春狂想曲
03 HISTORY―プロレステーマ進化論
04 STORIES―プロレステーマ・スーパースター列伝
05 KEYPERSON―清野茂樹のプロレステーマ十番勝負
06 DOCUMENTARY―プロレステーマ捜査ルポルタージュ
07 RECORD GUIDE―プロレスレコードコレクション
著者等紹介
清野茂樹[キヨノシゲキ]
1973年兵庫県生まれ。フリーアナウンサー。現在のプロレス実況の第一人者であり、2015年には新日本プロレス、WWE、UFCという世界3大メジャー団体の実況を史上初めて達成している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
qoop
10
プロレステーマ曲の黎明期〜拡張期の混沌とした状況をクリアにしようと探索を続ける著者たちコレクター。無私の行為が埋もれた歴史を紐解いていく様子を巧く伝える一冊…というと大仰に過ぎるか。しかし大量生産品・マスメディアに関わる事物だからこそ、その中でニッチな案件は責任の所在が曖昧で、忘れられてしまえばもう浮かんでくることがないという実態がよく分かる。中でもIWAタッグ選手権テーマ探索の過程は、ページ数こそ少ないものの読み応えがあった。2017/07/08
0607xxx
9
プロレスの入場曲コレクター清野さんによる入魂の一冊。曲を使う団体側との対談は面白く、清野さんのコレクションは素晴らしい!やはり、コレクターの話は面白い!私も何枚かプロレスレコードを持っているが、コレクションしたくなってきた…2017/04/23
佐藤光弘
4
「1000の顔を持つ男」ミル・マスカラス。その人気を決定的にしたのは入場曲「スカイ・ハイ」。 大ブームが起こり、プロレスの試合には入場曲が欠かせなくなる。 著者は「プロレスレコード」を1000枚コレクションしたという。 少年時代、テレビを「録音」して実況していた彼は、「プロレス実況がしたい」ために放送局の試験を受け、FM広島に。そこからの歩みが面白すぎる。 ミュージシャン、テレビ局の担当者、団体スタッフと縦横無尽に語り合う著者の「ともかくプロレスが好き」という情熱。 そうだ。人間、情熱がすべてなのだ。2017/11/13
Kenshi
4
同じ選手の曲でもオリジナル版と会場使用版とカバー版とで違うというこだわりや、一見無関係にみえるものをこじつけてコレクションに加えるのがおもろい。清野茂樹は違いのわかる男だ2017/03/30
うみ
3
面白い! 抜群に面白い!!レスラーのテーマ曲を求めて西へ東へ。遠い遠い過去の記憶を引っ張り出して引きずり出して。誰に聞いてもどこを探してもみつからない国際プロレスの曲は、このまま迷宮入りしてしまうのか!? はるかな昔、全日のテーマ曲集を聞いていた自分を思い出す。著者には、なんとしてでも国際プロレスの曲をみつけてほしい。2018/01/09