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立東舎文庫
考証 風流大名列伝

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  • サイズ 文庫判/ページ数 254p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784845628674
  • NDC分類 281
  • Cコード C0121

内容説明

水戸黄門の徳川光圀から将軍家ご指南役の柳生宗矩、幕末の名君島津斉彬、『半七捕物帳』ゆかりの安藤信正、桜田門外の変の井伊直弼まで、17名の大名の半生をときにユーモラスに、ときに冷徹に描いた歴史エッセイ集が復刊です。本書では、時代考証家としてNHK大河ドラマなど数々の作品を担当した著者ならではの、諸大名の知られざる驚きエピソードを多数紹介。江戸幕府という中央集権国家の締め付けの下で、いかに殿さまたちが風流を貫き、あるいは敗れていったのか…。造園や茶器への執着、遊女斬り、不義密通、刃傷沙汰、入墨女、大名行列に犬を同行など、すべては道楽ではなく、“風流という戦い”だったのかもしれません。

目次

序章―殿様とは
徳川光圀―絹の道への幻想
徳川宗春―御深井の秘亭
伊達綱宗―遊女高尾斬りを笑う
井伊直弼―この世は一期一会よ
織田秀親―鬼面の茶人寛永寺の刃傷
細川忠興―凄惨な夜叉の夫婦愛
前田吉徳―間違われた加賀騒動の主人公
小堀遠州―長く嶮しい道をゆく
安藤信正―『半七捕物帳』に縁ある
柳生宗矩―まぼろしの名品平蜘蛛
松平不昧―父の風流入墨女の怪
浅野長矩―名君の史料に事欠かぬ
島津重豪・島津斉興・島津斉彬―薩摩三代の過剰風流
有馬頼貴・鍋島勝茂―大名行列に犬を引いて

著者等紹介

稲垣史生[イナガキシセイ]
1912年富山県生まれ。早大文学部卒。東京新聞記者、海軍省嘱託、雑誌編集長を歴任。テレビ・映画などで時代考証の第一人者として活躍。時代考証家としてNHK大河ドラマ「春の坂道」「赤ひげ」「勝海舟」「風と雲と虹と」などを担当。昭和50年第一回放送文化基金賞を受賞する。平成8年、逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Tadashi Tanohata

17
本来なら大阪人にもっと語り継がれてもおかしくない松永弾正久秀。悪行がいけなかった。主家を乗っ取り、将軍を殺し、東大寺を焼いた。そらゃ駄目でしょう。やはり大楠公まで遡らないと大阪大河は無理か・・・!まっ待てよ、緒方洪庵がいたか!2022/02/22

ナナシ

0
イラストレーターの方に惹かれて買ったが、あまりのめり込めなかった。2017/09/05

ティパリン

0
大名暮らしというけれど、いろんな殿様がいるんだね~。2017/03/30

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