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立東舎文庫
生きているジャズ史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 395p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784845628469
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0173

内容説明

ジャズの創世期の時代状況から始まり、有名アーティストのエピソードやブギー・ウギー、ディキシーランド、バップ、クール・ジャズ、モダン・ジャズ、ファンキーなど、様々なスタイルの発生と栄枯盛衰を、その背景や人間模様、人種問題などを織りなして紹介した、楽しんで読める“ジャズの歴史書”です。「ジャズにおける模倣の問題」、「チャーリー・パーカーの死の瞬間におけるモダン・ジャズ界を斬る」など、題を見ただけで読みたくなる24章で構成されています。約半世紀、名著として語り継がれている本が、改めて文庫として復活。心ゆくまでご堪能ください。

目次

ジャズ史の背景
初期のニグロ・ジャズメンたち
ルイ・“サッチモ”・アームストロングを分析する
エメット・ハーディという男
ジャズにおける人種的偏見
レコードをききながらの妄想
ジャズ・ヴォーカルの変遷と鑑賞
ジャズにおける模倣の問題
ブギー・ウギー物語
ジーン・クルーパ物語―シカゴ・ジャズの一断面〔ほか〕

著者等紹介

油井正一[ユイショウイチ]
大正7年(1918年)8月15日、神奈川県横浜市に生まれる。昭和16年3月に慶應義塾大学法学部政治学科を卒業。昭和11年頃よりジャズに興味をもち、レコード蒐集と研究を始め、昭和14年より『ヴァラエティ』(のちに『ダンスと音楽』と改称)にジャズ評論の寄稿を開始する。昭和30年4月、神戸より上京。以後ジャズ評論界の草分けにして第一人者として活躍する。平成8年、勲四等瑞宝賞。平成10年(1998年)6月8日、脳こうそくのため東京都目黒区の国立病院東京医療センターで死去、79歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吟遊

8
復刊されてよかったよね〜。油井正一さんは素晴らしいと思う。とくにジャズ初期のエピソードや詳細をめぐる調査・考察は熱が入っている。モダン・ジャズあたりから内容は薄くなっていくけれど、文章は読ませるし、海外の批評書をよく当たっている。同時代の雰囲気を感じられるね。良書。2017/04/04

yamamiki

5
元々がロック小僧であった自分なのだけど、最近年とってきたせいかな~~、ロック聴くと疲れるようになってきた。読書するときもロック、ポピュラーだと気が散るんでクラッシックかジャズ流してます。そんなこんなで最近ジャズには大変お世話になっております。ただジャズの種類、ミュージシャンとかあまり関係なく視聴しており、その歴史にまで真剣に思い至ることはなかった。でもジャズにも深い歴史があるようで、ジャズ評論の草分け、あの『アスペクト・イン・ジャス』゙の油井さんの著作を紐解き、ジャズ薀蓄を少しでも語れれば→続2018/05/04

ふゆきち

2
モダン・ジャズより昔のことはほどんど知らないので勉強になりました。文体はさすがに古さを感じますが、それもまた当時の雰囲気ということで。2025/02/11

ひかわ

0
1988年のジャズに思う、思います2017/10/30

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