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内容説明
ジャズ・アドリブ初心者は、なんとなく鼻歌では歌えるのに、楽器を持つと再現できないという問題を抱えているもの。それは自分に音感がないからだと考えてしまいがちですが、イメージがあるなら、五線の上に線を描くことから始めてみましょう。その線を音符へと変えていく方法を提示するのが本書です。上昇、下降、平坦、ジグザク、短い線と長い線、その組み合わせといった基本を解説しながら、線の描き方がマンネリにならない工夫や、フレーズをカッコよく仕上げる応用技を紹介していきます。楽器不問、カナの音名入り、そして豊富な参考フレーズを付録CDで聴くことができるので、アドリブ初心者にも最適です。
目次
1 線の種類と組み合わせ(上昇;下降 ほか)
2 音へ変換するときの調整法(コード・トーンに合わせる;伸ばす音を入れる ほか)
3 ジャズらしいフレーズの作り方(崖を作る;崖のルールと作成例 ほか)
4 より実践的なフレーズへ(休符で印象を変える;長い休符で平行移動 ほか)
5 スタンダード・ナンバーでのアドリブ作成(「ダニー・ボーイ」;「バット・ノット・フォー・ミー」 ほか)
著者等紹介
加度克紘[カドカツヒロ]
広島県尾道市出身。高校入学と同時にテナー・サックスを始める。1年後アルトに転向。その後、甲陽音楽学院で荒崎英一郎氏に師事。甲陽音楽学院卒業後、渡米。ボストンのバークリー音大に入学。Fred Lipsius、Dino Govoni、Bill Pierce、Jim Odgren各氏に師事。ジャズからポップス、R&B等幅広くこなす。現在は自己のグループを率いての演奏活動、作曲/編曲活動の他、ノア・ミュージックスクールでのサックス講師など音楽教育にも多岐にわたり活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。