内容説明
「横山やすしに殴られた人は多数おりますが、横山やすしを殴ったのは大谷由里子ぐらいなものです」。そんな吉本興業での著者の激動の日々は、芸能史の貴重な証言といえるでしょう。そして続出するエピソードをドキドキハラハラしながら読んでいると、新人が会社で働くこととは、女性が会社で働くこととは、働きがいとは何か、といった“働き方”の問題までを考えさせられることになります。現在、『笑い』をツールに人材育成の分野で活躍する著者の、記念すべき初の著書。
目次
第1章 出会い
第2章 やすし・きよしさん
第3章 芸人さんたち
第4章 選挙
第5章 花王名人劇場
第6章 先輩・後輩
第7章 実り
著者等紹介
大谷由里子[オオタニユリコ]
1963年生。京都ノートルダム女子大学卒業後、吉本興業に入社。故・横山やすし氏のマネージャーを務め、宮川大助・花子、若井こずえ・みどりなどを売り出し、伝説のマネージャーとして評される。88年、結婚のため退社。91年、企画会社を設立。98年には、社会人向けの人材育成学校:「リーダーズカレッジ」を立ち上げる。03年3月、研修会社の志縁塾(しえんじゅく)を設立。「笑い」を道具にしたユニークな「人材育成法」は、NHKスペシャルなど、数々のメディアで取り上げられ話題となっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nobu23
3
80年代に数少ない女子マネとして吉本興行で働いていた数年間の話を綴ったもの。横山やすしなどマネージャーの視点からの苦労や成長が描かれている。たった数年間と思えない濃厚な内容。2021/07/23
anken99
3
吉本興業に入社した女性、マネージャー業務3年間の熱い日々。これくらい息つく暇もないほど仕事したいな。。。やっさんのマネージャーを、こんな若い人が担当していたことも驚き。時代は随分変わってしまったけれども、新入社員や若手には、いい教科書になるんじゃないかと思える一冊。2019/03/23
ばんぶー
1
大崎会長がまだ30代でバリバリ。2018/07/22