内容説明
コンペ、J‐POP、アニソン、劇伴、ゲーム音楽…。作曲家のハローワーク!
目次
COMMONSENSE 作曲家が知っておくべきこと
TACTICS(コンペに勝つデモ作り;J‐POPの曲作りにおける戦術;アニメソングに必要な3つの要素;劇伴作家について;ゲーム音楽の作曲家は個性が勝負)
POSTURE 職業作曲家の心得
著者等紹介
山口哲一[ヤマグチノリカズ]
1964年東京生まれ。(株)バグ・コーポレーション代表取締役。(社)日本音楽制作者連盟理事。『デジタルコンテンツ白書』(経産省監修)編集委員。SION、村上“ポンタ”秀一などの実力派アーティストをマネージメント。東京エスムジカ、ピストルバルブ、Sweet Vacationなどの個性的なアーティストをプロデューサーとして企画し、デビューさせる。2011年頃から著作活動も始める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mariyudu
3
作曲家になりたい人間ではまるで無いのだが、業界への興味から。のっけから国内音楽業界の慣習や常識に敵対することへの恐怖が語られ、楽しい気分にはならない。章が進んで、さまざまなジャンルの一人者達のサクセスストーリーから少しワクワク度が上昇。プログラマとしてゲーム制作を始め、次第に音楽に軸足を移していったという崎元仁氏の話は興味深かった。 #PrimeReading2017/10/09
Daisuke Sasaki
2
作曲のノウハウというよりは、作曲家としての心構えや姿勢を教えてくれる本。劇伴作曲家になるにはとか、他の本ではなかなかしれないことも多いと思うので読んでおいて損はなかった。2016/01/14
こうきち
1
業界に関する本ということでおもしろかった。色々な作曲家がいるんだな。2024/11/12
かす実
1
10年以上前の本なのでボカロ、サブスク、ソシャゲなどへの認識は特に古い。作品を作り続けてコネを作って内部コンペに参加できるようになって実績を積み上げていく、というのがどのジャンルでも共通している。才能・熱意・人格・コネ・運が同じくらい大事。スピード重視でビジネスとして音楽をする前提で、音楽的社会的にどんな意味を見出すか。崎元仁のFF12の音楽(いわゆるオケ曲)はとても巧みなのだが、付け焼き刃的な独学の積み重ねで技術を習得してきたと話していて驚いた。2024/10/20
lovesaemi
0
prime readingにて。作詞作曲者に媚びろとしか言っていない。媚びることが必要という話を明らかにしたのは良い本です。で、それを語っているのがアーティスト上がりなどのこの本の対象者から見ればチートもちの人たち。なんか夢ないなぁーと思わざるを得ない。途中で読むのをやめた。時間あるときに読もう。私はアーティスト方向で頑張る。2017/10/18