内容説明
現代のシンセには優秀なプリセット・サウンドが数多く付属していますが、本来、シンセの魅力や楽しさは“オリジナルの音を作る”ことにあります。頭の中でイメージしたサウンドを具現化できる楽器がシンセなのです。本書では、そのために必要な基礎知識から具体的な音作りの手法までをタップリ詰め込みました。ぜひ、本書を通じて未知のシンセ・サウンドに出会ってください。
目次
1 基本パラメーター
2 ベース
3 パッド/コード系&FMサウンド
4 シーケンス&リード&SE
5 アシッド系サウンド
6 ボコーダー
7 音色を“演奏”する
著者等紹介
野崎貴朗[ノザキタカロウ]
福島県白河市産。日本大学芸術学部音楽学科で作曲を学ぶ。ノートPCを駆使した機動力のある制作が信条。常に新しい技術を取り入れることに貪欲な人柱体質。作編曲からRe‐Mix、Recording、Mix、Masteringまでデジタルとアナログ双方を駆使したトータルなサウンド・プロデュースを行う。これまで小島麻由美、ICE、Fayray、広瀬香美、SOON、ゴスペラーズ等数多くの作品に携わる。近作では、本田みちよ、かしぶち哲郎,EHAMIC、高橋瞳、ソノダバンド、ゲッカンプロボーラー、Bremen、MEXICO等(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hizuru
1
倍音についての解説、オシレーター、エンベロープ等、基礎的な事から始まり、実際の音作りに関しても各トピック毎によくまとめられていると思う。アナログシンセの歴史上、避けては通れないアシッド系音色や、エレクトロの隆盛で再注目されているボコーダーに関するトピックが独立してあるのも好感触。シンセサイザーの入門書としてはとても完成度が高く、99の項目に別けられているのでリファレンスとしても使いやすそう。ただ一つ難を言うならば、僕個人としてはもっと現場に近い実践的な内容を期待していたので、ちょっと物足りなかった。2012/03/20
dg6038
0
分かりやすい!!2015/03/07
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