内容説明
患者から信頼される看護師は、コミュニケーション術に長けている！看護現場で蓄積された患者・家族との意志疎通の知恵を、一般のビジネスシーンに生かすテクニック８０項目を紹介。
目次
第１章 基本コミュニケーション編（コミュニケーションは十人十色；まず、相手を好きになる努力をする ほか）
第２章 社内―部下指導編（“世の中レベル”で仕事の価値を伝える；「できない理由」を一緒に分析する ほか）
第３章 社内―対上司・同僚編（上司に指示を仰ぐときは「マイプラン」付きで；上司が助言したくなるのは「チャレンジ」＋「迷い」 ほか）
第４章 会議・プレゼン編（会議を開くときは、「この会議の目的」を明確に；「何を言っても批判されない」雰囲気を作る ほか）
第５章 商談・取引編（立場、目的、感謝。相手に安心感を与える自己紹介を；“お役立ちキャッチコピー”で印象付ける ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らる
5
「コミュニケーション」を学生時代から叩き込まれる看護師さんの書いたコミュニケーション本。キーワードは「気持ち」。自分が聞く側のときは、起こった事実より「相手の気持ち」に注目する。たとえ事実として起こったことが誤っていたとしても、それを否定するのではなく、相手の持っている「つらい気持ち」をしっかり受け入れてあげることで、相手の安心につながる。心を開かせるのは「気持ち」に対する共感である。2019/05/30
よね
1
3年前に読んだのを再読。可愛い表紙イラストに目がいってしまいますが、とてもしっかりした内容。精神科看護師さんのコミュニケーションスキルをビジネスにも生かしてみようというコンセプト。応用の仕方によっては普段の人間関係で使えるものもあるかも。2021/07/08
ramblelazy
0
目次 第1章 基本コミュニケーション編 第2章 社内～部下指導編 第3章 社内～対上司・同僚編 第4章 会議・プレゼン編 第5章 商談・取引編 メンタルケア専門家が書かれたコミュニケーションに関する本ということで、交流分析などの方法を用いたコミュニケーション方法が書かれているのではないかという期待をしていましたが、大体が一般的なコミュニケーションに関する本と変わりませんでした。ただ、以下の3点を知ることができたのは私に大きな収穫でした。 p.122 他人への「心配」を口にするのはおかしなことではない2011/11/04
peche maronY
0
さらりと読める。気持ちに寄り添えるコミュ力ほしいな。2021/12/04
