出版社内容情報
◎新エピソード満載! すぐに使える契約書フォーマットも大幅増量!!
これらの疑問に、あなたは答えられますか?(一部抜粋)
●喫茶店でかけるCDに印税は支払われるの?
●海外プロデューサーを起用するときの注意点って何?
●外国人アーティストとデュエットするときの契約は?
●コンサートでバックミュージシャンを起用するには?
●発売元と販売元のレコード会社が違うのはなぜ?
●出荷枚数と実売枚数で、印税の支払いはどう変わるの?
●プロモーション・ビデオの使用料って?
●ライブ・ビデオの著作権処理ってどうするの?
●写真集って、どんな契約をすればいいの?
●輸入盤が安いのはなぜ? 並行輸入って何なの?
【CONTENTS】
第1話 レコード会社の移籍
ケンゾウ君、レコード会社移籍か!?
第2話 原盤譲渡と原盤供給
ケンゾウ君、レコード会社移籍決定!
第3話 著作権契約の更新と終了
「ったくおまえって奴は……」のデビューから10年、著作権契約を終了するにはどうすればいいの?
第4話 肖像権と写真集
写真集って、どんな契約をすればいいの?
第5話 教科書掲載の特例
えっ、ケンゾウ君の曲が教科書に載る!?
第6話 著作権法附則第14条の功罪
喫茶店でかけるCDに印税は支払われるの?
第7話 WTO協定と廉価盤CD
廉価盤CDが売られていた謎
第8話 旧法時代のレコードの権利
東京ブギウギをイントロに使いた~い!
第9話 海外への原盤供給
ついにケンゾウ君のCDが世界で発売
第10話 プロデュース契約(日本人編)
ケンゾウ君がプロデューサーに起用される! それで契約は?
第11話 プロデュース契約(外国人編)
えっ、外国人にプロデュースを依頼! どんな契約を結べばいいの?
第12話 レコーディング契約(外国人編)
えっ、ケンゾウ君が外国人アーティストとデュエット! どんな契約を結べばいいの?
第13話 局制作CMの特例
本人が知らない間にケンゾウ君の曲がCMに使われた
第14話 商品化権契約
ゲームのサントラはおいしい商売なの?
第15話 CM出演契約
デビュー10周年にしてケンゾウ君がCMに出演!
第16話 盗作裁判と著作権
何と、ケンゾウ君の曲が盗作された!?
第17話 冠コンサートとその契約
ケンゾウ君、初の冠コンサートが実現!?
第18話 コンサート出演契約(日本人編)
コンサートツアーに有名ギタリストをバックミュージシャンに起用。それで契約は?
第19話 コンサート出演契約(外国人編)
コンサートツアーに外国人シンガーをバックミュージシャンに起用。それで契約は?
第20話 放送における録音権使用料と実演家
ケンゾウ君に振り込まれたナゾの使用料、その正体は?
第21話 実演家と放送出演
ケンゾウ君、ドラマの主役に抜擢さる!
第22話 消費税とジャケット控除
消費税が上がって印税が減ったのはなぜだ!?
第23話 デジタル衛星放送の衝撃
それってデジタル・コピーじゃないの?
第24話 ネット・セールスとリザベーション
ケンゾウ君が他人をプロデュース!さあ、契約はどうする?
第25話 レコードの販売委託契約
発売元と販売元のレコード会社が違うのは?
第26話 サンプリングと著作権
勝手なサンプリングはいけません!
第27話 団体名義の著作物
死後か?公表後か? それが問題な団体著作物の権利
第28話 著作権登録の意義と手続き
誰がために著作隣接権の登録手続きはある?
第29話 ライブ・ビデオの権利処理
ケンゾウ君一世一代のライブがビデオ化される!?
第30話 原盤の第三者使用
機内で流されるケンゾウ君の曲の印税は!?
第31話 アジアの著作権事情
広東語バージョン作ったなんて聞いてないよ~
第32話 並行輸入と著作権
輸入盤が安いのはなぜ? 並行輸入っていったい何なの?
第33話 プロモーション・ビデオの問題
どうなる!?プロモーション・ビデオの使用料
■COLUMN:音楽業界の基礎知識
「原盤印税」
「著作権使用料」
「販売手数料」
「レコード会社の利益」
「原盤」
「再販商品」
「個人管理」
■付録1 契約書フォーマット集
1 専属実演家契約書
2 原盤譲渡契約書
3 原盤供給契約書
4 共同原盤契約書
5 著作権契約書(MPA)
6 出版許諾契約書
7 原盤供給契約書(英文)
8 プロデュース契約書
9 プロデュース契約書(英文)
10 商品化権契約書
11 広告出演契約書
12 冠協賛契約書
13 コンサート出演契約書
14 コンサート出演契約書(英文)
15 レコーディング契約書(英文)
16 ビデオグラム契約書
17 専属アーティスト実演収録申請書/承諾書
18 着メロ契約書
19 着うた契約書
■付録2 索引&音楽著作権用語集
内容説明
音楽ビジネス関係者から絶賛を浴びている大ヒット・ロングセラー『よくわかる音楽著作権ビジネス』が、大幅な法改正や近年のデジタル化による流通形態の変化をとらえ、全編にわたってリニューアル!現場で役立つ最新情報を満載し、さまざまなケースへの実務上の対応をマンガ付きでわかりやすく解説します。音楽業界関係者だけでなく、音楽ビジネスを学ぶ人、アマチュア・ミュージシャンにとっても待望の一冊です。
目次
レコード会社の移籍
原盤譲渡と原盤供給
著作権契約の更新と終了
肖像権と写真集
教科書掲載の特例
著作権法附則第14条の功罪
WTO協定と廉価盤CD
旧法時代のレコードの権利
海外への原盤供給
プロデュース契約(日本人編)〔ほか〕
著者等紹介
安藤和宏[アンドウカズヒロ]
1963年生まれ、東京都葛飾区出身。東京学芸大学卒業、早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。2005年8月よりフランクリンピアース・ローセンターに留学。高校教諭、音楽出版社の日音、キティミュージック、ポリグラムミュージックジャパンを経て、著作権コンサルタント会社、株式会社セプティマ・レイを設立。同社の代表取締役、著作権法学会会員、桜美林大学非常勤講師。専門は著作権法、音楽ビジネス論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。