PAの全知識―コンサートの裏側、見せます

PAの全知識―コンサートの裏側、見せます

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  • サイズ A5判/ページ数 189p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784845610754
  • NDC分類 547.3
  • Cコード C3073

出版社内容情報

現場ごとのノウハウを解説した全く新しいPA解説書!

小はライブハウスから大は野外コンサートまで、現場の規模別にPAの業務内容を解説した実践的な内容の本書。打ち合わせ、システム・プランニング、仕込みからゲネプロ、本番、そしてバラシまでの実際の作業の流れに即して読み進めることができるので、あたかもスタッフの一員であるかのような臨場感を持ってノウハウを知ることができます。また、学校では教えてくれない現場ならではの慣例や作法もばっちり紹介しています(ときには失敗談も)。さらに、APPENDIX(付録)としてPAオペレーター5名へのインタビューやPA用語集も収録。PAオペレーター志望者にとって必携の書であるとともに、コンサートの裏側に興味のある人も楽しめる内容となっています。

【CONTENTS】

■第1章 PAの50年とこれから
・PAの黎明期~発展期
・ここ10数年の動向
・21世紀のPAスタイル

■第2章 ライブハウスでのPA
・ライブハウスの特徴
・事前の準備~“小屋打ち合わせ”
・ライブハウス到着~CDと自分の声でチェック
・アーティスト登場~バンドの音作りとは?
・モニター調整
・本番で注意すること
・ライブハウスでの撤収はスムーズ

■第3章 ホールでのPA
・まずはホールの定義から
・事前の準備1~システム・プランニングの基本
・事前の準備2~プランニングの実際
・モニター周りについて
・全体ミーティングに突入
・ゲネプロ~最後の仕込み
・機材の搬入
・サウンドチェック~リハーサル
・ホールでのトラブル
・いよいよ本番~そして撤収!

■第4章 アリーナでのPA
・アリーナは音楽用のスペースではない
・アリーナ・ツアーにかかわるスタッフたち
・事前の準備
・会場との打ち合わせ
・なぜアリーナではフライングなのか?
・アリーナ・クラスのゲネプロ
・スピーカーのフライング方法
・インイアー・モニターのメリットとデメリット
・広い会場ならではのチューニング方法
・本番ではボーカリストの動きに注意!
・搬出は“バラシ打ち合わせ”通りに

■第5章 ドームでのPA
・ドームでコンサートができるのは……
・PAシステムのプランニング
・オモテ用スピーカーの詳細
・事前の準備~リハーサル/打ち合わせ/ゲネプロ
・仕込み
・サウンドチェック~リハーサル
・本番~撤収

■第6章 野外コンサートでのPA
・野外とはどんな会場か?
・野外ならではのクレーム
・野外コンサートでのシステム・プランニング
・会場が大きくなればなるほどモニターが大変
・野外コンサートではほぼ100%電源車が登場
・仕込みもスケールが違う野外の現場
・野外ならではのオペレートの難しさ

■第7章 その他の現場
・ホテルのディナーショウでもPAが活躍する
・ホテルへの搬入はとにかく大変!
・ディナーショウの公演当日
・打ち合わせを信じられない現場=イベント
・イベントでは“きっかけ”ものが多い
・コンサートとは違うミュージカルならではのノウハウ

■APPENDIX
・PA用語集
・PAオペレーター・インタビュー
  橋本良一(ヒビノ株式会社)
  長戸哲夫(大阪音響通信研究所)
  山嵜基嗣(MSI JAPAN INC.)
  足立宏則(フリーランス)
  竹田圭子(フリーランス)



宮澤清人(みやざわ きよと)
1957年9月20日生まれ。三木楽器でのアルバイトの傍らバンドをし京都仏教大学卒業後、ダイエープランタンに勤務。楽器販売・スタジオ運営部門に在籍する。1988年にプロ用楽器店、サザンBTLを創立。1991年には音響機材会社、株式会社サザンコーポレーションを設立。PA業務と舞台監督業務を手掛ける(桑名正博、各イベント)。また同時に、ツアー・マネージメント業務も行う(中森明菜、他)。東京進出後はL'Arc~en~Cielマネージメント会社DangerCrue(現マァヴェリック・ディー・シー株式会社)に所属し、同時に上海を拠点にエンターテインメント・ビジネス業務にも従事している。2002年にはNewYork舞台製作会社BMLのアジア拠点BML-asia社を設立、Dir en greyのツアー、B'z15周年ライブ(浜松・渚園2days)等の舞台製作や、Dreams Come True Wonder Land 2003 TOUR、SUMEER SONIC 03(千葉マリンスタジアム・メインステージ)で舞台製作を担当。

内容説明

本書は、主にPAオペレーターを目指す若い人に向けて、ライブハウス、ホール、アリーナ、ドーム、野外といったコンサートの現場ごとに、実際にどんなことが行われているかを解説しています。PAを含めた舞台の仕事がどんなものか、興味のある人にはきっと面白がってもらえる内容だと思っています。また、そういった仕事を目指していなくても、音楽に興味のある方でしたら、「ああ、コンサートの裏側ってこうなっているんだ」という感じで、仕組みが分かって楽しんでもらえるのではないでしょうか。

目次

第1章 PAの50年とこれから
第2章 ライブハウスでのPA
第3章 ホールでのPA
第4章 アリーナでのPA
第5章 ドームでのPA
第6章 野外コンサートのPA
第7章 その他の現場でのPA
APPENDIX(PA人インタビュー;PA用語集 ほか)

著者等紹介

宮沢清人[ミヤザワキヨト]
1957年9月20日生まれ。三木楽器でのアルバイトの傍らバンドをし京都仏教大学卒業後、ダイエープランタンに勤務。楽器販売・スタジオ運営部門に在籍する。1988年にプロ用楽器店、サザンBTLを創立。1991年には音響機材会社、株式会社サザンコーポレーションを設立。PA業務と舞台監督業務を手掛ける(桑名正博、各イベント)。また同時に、ツアー・マネジメント業務も行う(中森明菜、他)。東京進出後はL’Arc~en~Cielマネージメント会社DangerCrue(現マァヴェリック・ディー・シー株式会社)に所属し、同時に上海を拠点にエンターテインメント・ビジネス業務にも従事している。2002年にはNewYork舞台製作会社BMLのアジア拠点BML‐asia社を設立、Dir en greyのツアー、B’z15周年ライブ(浜松・渚園2days)等の舞台製作や、Dreams Come True Wonder Land 2003 TOUR、SUMMER SONIC 03(千葉マリンスタジアム・メインステージ)で舞台製作を担当
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

左手爆弾

1
「全知識」と銘打っているからには、難しくても勉強すればしっかり使える知識が載ってるのかと思ったら、筆者の経験したPA業界でのあれこれが書いてある「体験談」だった。スピーカー保護としてのコンプ、モニターへのリバーブによるハウリングのリスク、スキー場でのPAなど、興味深く少しばかり参考になる話はあるものの、基本的には「昔話」という感じ。PA業界って体育会系なんだなぁ、という印象。2023/06/10

Kentaro Takayasu

0
特に得られた情報なし2015/01/21

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