内容説明
録音方法やハードの知識だけでは「音楽」は録音できない。これからの時代に求められる「音楽」を、いかに録音するか。プロとして生き残ってゆくために必要な「音楽録音に対する正しい考え方」や「腕の研き方」「実践的ノウハウ」を、著者が長年にわたるスタジオ・ワークの中で培ってきた経験をもとに詳しく解説。プロ・ミキサーやサウンド・クリエイターを志す人たち、必読の1冊。
目次
1 良い録音とは何か(録音の対象としての音;音楽録音の定義;録音を取り巻く現状と未来―そして良い録音とは ほか)
2 良い録音実践テクニック(「音楽録音の定義」による方法論;パート別録音実践例;トラック・ダウンとマスタリング)
3 スタジオ基礎知識(スタジオの常識;スタジオ用語集)
著者等紹介
荻野宜邦[オギノヨシクニ]
1939年5月19日、東京生まれ。エンジニア・プロデューサー。日本コロムビア(株)から日本クラウン(株)に移籍。その後、フリーで活躍するとともに、センター・レコーディング・スクール校長、日本工学院八王子専門学校音響芸術科教授を経て、現在は特定非営利活動法人チェロ・コンサートコミュニティー事務局長
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