内容説明
R&Bでもロックでも、最近のヴォーカルのキーワードは「ハイ・トーン」。ヴォーカリストには高い声を出すことが求められている。でも、やみくもに力んでみても喉を痛めるだけ。喉に負担をかけずに、確実に発声音域を広げるためには、声帯の構造や発声の仕組みを知り、科学的な根拠にもとづくトレーニングを行なう必要がある。本書では、セス・リッグスの発声理論をもとに、日本でただひとりの公認トレーナーである著者がインストラクトする。
目次
第1章 高い声が出したい
第2章 間違ったメソッドに苦しむ生徒たち
第3章 混沌とする発声理論と指導の現状
第4章 科学的発声を知るための最新兵器たち
第5章 科学的発声メカニズム
第6章 ヴォイスの分類と声区
第7章 高域発声メカニズムの全容
第8章 高音域開発トレーニング
著者等紹介
高田三郎[タカダサブロウ]
アーティスト&ヴォイス・トレーナー。東京都大田区に生まれ、横浜に育つ。五歳からPiano、二十歳からGuitarを弾き始める。大学在学中RockBand「THE MEDICAL SOAP」を結成。作詞、作曲、編曲、ボーカルでLive活動。テレビアニメ「ふたり鷹」挿入歌「Red Zone Dancing」「ロッカバラードに針を」をきっかけとしてプロの世界へ足を踏み入れる。以後、作家活動と並行し、Support Vocalistとして、浜田省吾、谷村新二、小柳ゆき、大黒麻季、Lisa(m‐flo)、つのだひろ、To Be Continued、ケラ、村下孝蔵、荻野目洋子、大沢樹生、たらこ、JILL、千堂あきほ、京本政樹、高橋愉一、伊藤薫、ポケット・ビスケッツといった様々な有名アーティストのレコーディング&ツアーに参加。2002年1月には自身もソロ・アーティストとしてマキシ・シングル「ずっと君の側に」をリリース。またYAMAHAなどで総勢300人からなるゴスペル・チームのトレーナ指揮者としても活動中。アメリカ、ロサンジェルス在住でマイケル・ジャクソン、スティーヴィー・ワンダーなどの指導で世界的に有名なヴォイス・トレーナーであるセス・リッグス氏の協会公式トレーナー資格を日本人として初めて取得
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