内容説明
ルーツはラテン!?その魅力を探る。タンゴに始まり、ルンバ、マンボ、ボサノバ、サンバ、サルサ、そしてレゲエ…。日本人はラテン音楽が大好きだ。桜井潔、松野正俊、見砂直照、緑川嘉信、藤沢嵐子、早川真平、松岡直也…。関係者への綿密な取材を通し、ラテンに魅せられた伝説のミュージシャンの真実に、青木誠が鋭く迫る。それはまさに昭和歌謡史の表と裏。そしてオルケスタ・デ・ラ・ルス、ディアマンテス、THE BOOM…歴史はさらに続いていく。
目次
明治の大音楽会
楽隊あらわる
ラジオとレコード
ダンスホール時代
謎の初タンゴ楽団
桜井潔登場
戦前のステージ
バンドマン人生
戦争と音楽
戦争は終った〔ほか〕