目次
壱 江戸の残照(山が流れて来た;流山の母なる江戸川;船頭さんの多い街 ほか)
弐 繁栄の明治大正(郵便局と銀行;職人の多く住む街;通運丸と蒸気宿 ほか)
参 昭和の陰り(陸軍糧秣廠;兵隊宿;空襲があった頃 ほか)
著者等紹介
青木更吉[アオキコウキチ]
1933年、常陸大宮市生まれ。元・葛飾区小学校教諭。葛飾区郷土と天文の博物館嘱託。現・NHK文化センター講師。流山市史編さん審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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伊 謄
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サブタイトルに根郷と宿とされていますが、これは流鉄線の流山と平和台の間あたりの地域のことで、その地域の主に明治から昭和にかけての歴史が記されています。青木さんが流山へ越されてきたのは1970年代だったようですから、ちょうどそれ以前の流山の近代といったらいいかもしれません。 ですから、ここに描かれている流山の生き生きとした姿はわたしもほとんど知りませんが、江戸川の堤防工事でトロッコが使われていたことや、流鉄の電車が貨車を何両か連ねて走っていたのは記憶にありますし、混合列車にはちゃんと乗っています(笑)。
吃逆堂
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独りよがりな資料解釈はあるけれど、これはこれで味わいがなくもない。2011/03/30
くらぴい
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流山は、昭和の戦前以前の興隆の名残を残してます。流山本町にある歴史的建造物に象徴しています。