内容説明
江戸末期から明治・大正にかけての、房総の文化財ともいうべき素晴らしい古建築に焦点をあてた一冊。
目次
千葉・東葛地区(プロテスタントでは県内最古(千葉教会教会堂(千葉市))
随所にブドウを使った装飾(旧神谷伝兵衛稲毛別邸(千葉市))
ネオゴシック様式の赤煉瓦造り(千葉刑務所(千葉市)) ほか)
北総台地と九十九里(山内に江戸期の重要文化財が五棟(成田山新勝寺(成田市))
額堂は江戸時代のギャラリー(成田山新勝寺額堂(成田市))
梅若万三郎が演じた能舞台(成田大野屋旅館(成田市)) ほか)
上総丘陵と南房総(龍之介がひと夏を過ごした(一宮町・芥川荘(長生郡一宮町))
全国的にも珍しい「四方懸造」(笠森観音(長生郡長南町))
近世商家建築の貴重な町屋(渡辺家住宅(夷隅郡大多喜町)) ほか)
著者等紹介
中村哲夫[ナカムラテツオ]
1931年長野県生まれ。京都・同志社に学び、雑誌編集者を経てのち、グラフィック・デザイナーとなる。デザイン製作のかたわら城下町・宿場町など全国の古い町並みを訪ね、1984年『郷愁をよぶ町(新人物往来社)』を上梓。その後、西洋館の魅力に取りつかれ全国の明治・大正期の西洋館約六〇〇カ所を取材・撮影。日本建築学会会員
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感想・レビュー
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- 電子書籍
- 週刊SPA! 2016/6/28・7/…