内容説明
パワハラ・セクハラ・モラハラなどの「境界線は信頼関係」。3万人のリーダーを見てきたプロが教える新時代のコミュニケーション術。
目次
プロローグ ハラスメントがより問題になってきている―大切なのは信頼関係をしっかりつくること
第1章 良かれと思っているのは自分だけ?相手を怒らせる危険な言葉
第2章 問題が起きる前にまず聞き上手になろう
第3章 ハラスメントにならない頼み方
第4章 ハラスメントしないための心得
第5章 新しい時代のコミュニケーション
著者等紹介
吉田幸弘[ヨシダユキヒロ]
リフレッシュコミュニケーションズ代表。人財育成コンサルタント・上司上けコーチ。学校法人や外資系企業でリーダーに抜擢されたものの、生来の怒りっぽさからチームをまとめることができず、3度の降格人事を経験する。その後「部下を承認し、補佐役に回るマネジメント」を会得し、敏腕リーダーとなり、チームの業績を劇的に向上させる。現在は経営者・中間管理職の方向けに、人材育成、チームビルデイング、売上げ改善の方法を中心としたコンサルティング活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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totuboy
1
教育の世界で、子供たちを指導するときに考えていることが書いてあったように思う。自分がどう思うかではなく、相手がどう思うか。同じ言葉でも関係性によって受けての感じ方が違ってくる。ある意味ソーシャルスキルトレーニング。子供の世界で問題となっている「いじめ」を大人は「ハラスメント」という言葉で考えているのだと思った。2021/04/29
Charnec0
0
現場視点でのハラスメント予防に関する本なので、 実践しやすい。2022/03/31
saiikitogohu
0
「褒めるのも注意しないとハラスメントにつながる場合もあります。…結果が出ない影響力のある部下、が嫉妬心を持ち、褒められている部下に対して陰で攻撃をする、あるいは他のメンバーを巻き込んで無視をする…」65「わかるよ、と言う言葉は、私はそのことについてあなたより分かっています、という優越感を示す言葉」92「なぜではなく、「何」に焦点を当てる」95「チームの心理的安全性…チームが安心して対人リスクを取れる共通認識」150「自分に厳しい人は他人は対して厳しい」1752021/06/12
mori
0
改めてハラスメントについて学びなおそうと考え手に取る。ハラスメントはコミュニケーションが欠けているときにおきやすい。相手のことを考え、自分に置き換えながら対応することで、ハラスメントを避けることができるのではないか。「Iメッセージの感想」は癖にしていきたい。2021/04/09