内容説明
誰に勝つ、ではなく、自分に負けないことだけを考える。禅が教える、今を生き抜く力。
目次
第1章 いま、この瞬間を精いっぱい生きよ(「無心」が強靱な力を生み出す!;あるがままの姿を認めよ!;自分の「存在」だけを信じよ!)
第2章 「俺が一番や!」という不動の心を持て!(いまを生きる「意気」を持て!;何事にも動じぬ「不動の器」をつくる!;どたん場でもたじろがない「平常心」を養う!)
第3章 自分に負けないことだけを考えろ(己に勝つ強い信念をつくる!;「大欲」を持って全身でぶつかれ!;運命の勝負はあなた自身が握っている;あなたの心に「ゆさぶり」をかけろ!)
第4章 呵呵大笑、笑って壁を乗り越えよ!(愚に徹すれば悩みはなくなる!;大バカ者に強運がめぐってくる!;心配するな、壁はわけなく乗り越えられる!)
第5章 死んでもともと、でっかく生きろ!(過去にとらわれず、未来を思い悩まず;己れが一番幸せだと信じよ!;さあ、世の中愉快で愉快でたまらぬぞ!;堂々たる人生を生ききる!)
著者等紹介
尾関宗園[オゼキソウエン]
臨済宗大徳寺派大徳寺頭塔大仙院閑栖(元住職)。テレビ番組の人生相談等も行う、京都の名刹大徳寺大仙院の名物和尚。1932年奈良生まれ。奈良教育大学卒業。1965年に33歳の若さで大仙院の住職となり、2007年からは閑栖(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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MK41
1
臨済宗僧侶の方。関西言葉が読みやすかった。 弱い部分に寄り添う姿勢ではなくもっと自分を強くもて!パッション情熱的な感情を大事にする姿勢に惹かれた。 故事や事例を挙げて自己啓発を促してるが、 はじめの文面が基本で続く。 自分の人生の炎をもっと高く燃え上がらせろ! 禅宗の「主人公」とはどこへ行こうともあんたが一番や! →いじめられても叩かれても絶対に負けない子になる! それこそが一生涯役立つ学習。 自身とは他人から得られる物ではなく、自分の行く道を信じて進む、人生の生命の炎を高く燃え上がらせろ!