内容説明
今こそ、この人物から「人集めの極意」を学べ!阪急王国の創始者・小林一三。無名の銀行マンだった彼が、「私鉄経営の祖」「再建王」と冠されるようになった、その一歩先を読む想像力、不退転の行動力はどこからきたのか。
目次
大衆を相手にした事業でなくては成功しない!
失敗の体験を活かし、大きな飛躍を!
女性のための女性の商品化“華麗な宝塚歌劇”
つねに自分を変化させるべきである
勝負すべきときは、敢然と勝負せよ!
迷走と逡巡を断つ!
“阪急王国”の強さは組織力にある!
準備がととのったら即、猛進せよ!“一、三の哲学”
独創的な夢を実現させろ!“発想の原点”
巨利をつかむ“過去の情報”
逆心理をつくPR作戦“電鉄経営のバイブル”
“孫子の兵法”に学んだ「利と害」
浪人、闘病、投獄生活が実業家をしたたかにする
“失敗を成功に転じる”商法
成功するためには強欲であってはいけない!
どん底からの出発―“アイデア商法の道”
五島慶太に伝授した「事業成功の秘訣」
ライバル関係がお互いを発展させる!
天下無類の鼻柱の強さをもて!
著者等紹介
小堺昭三[コサカイショウゾウ]
1928年福岡県出身。火野葦平の秘書を務め、『週刊文春』の記者を経て作家に。59年『基地』で芥川賞候補、60年に『自分の中の他人』で直木賞候補となる。戦記、近代史、政界・実業界などの分野で多くの優れた作品を残した。1995年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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