目次
第1章 いつだって明るい方へと向かって生きる
第2章 北海道日本ハムファイターズは僕の心の太陽
第3章 何度やってもできない!どうしてなんだ!
第4章 いじめが僕を強くした
第5章 人生は悩んだもん勝ち
第6章 新庄さんが教えてくれた「なんでも楽しい」
第7章 熱くて優しい野球人
第8章 ホップステップ稲葉ジャンプ
著者等紹介
稲葉篤紀[イナバアツノリ]
1972年8月3日愛知県生まれ。中京高校から法政大学を経て1994年のドラフト3位でヤクルトスワローズに入団。一年目の1995年から一軍で出場し、初打席初本塁打を放つなど頭角を現す。その後も攻守にわたり、ヤクルトの3度の日本シリーズ優勝に貢献。2004年オフにフリーエージェント(FA)宣言。メジャーリーグへの移籍を希望したが断念し、翌年2月に北海道日本ハムファイターズに入団。2006年には自己最多の26本塁打を記録し、この年、北海道日本ハムファイターズは日本一になった。2007年に首位打者を獲得。首位打者1回、最多安打1回、ベストナイン4回、ゴールデングラブ賞3回、日本シリーズMVP1回、月間MVP2回、オールスターゲーム出場4回。2008年北京オリンピック野球日本代表。2009年WBC日本代表。最年長で「侍ジャパン」を牽引、みごと世界一に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アッキ@道央民
25
稲葉さんの人柄がにじみ出てくるような一冊でしたね。いじめられて泣き虫だった子供の頃のエピソードから、ヤクルト時代のエピソードなど。野球を通じていろいろな人との出会い、その中から学んだ事もたくさんあったようですね。好きな野球を続けるためには苦しい事もいっぱい。でも、苦しい思いを経験した先には楽しい事もいっぱい。文章事態は難しくないと思うのでプロ野球選手を目指す少年達も読んでみると良いかもしれませんね。2014/02/17
おくりゆう
6
野球選手というと子供の頃からガキ大将とか輪の中心にいる人が多いのかと勝手に思っていただけに「泣き虫あっちゃん」の苛められていた、という話は驚き、読んでいて苦しいものがありました。しかし、全体的に実直な性格が表れた爽やかな稲葉選手のイメージ通りの内容でほのぼのしました。ノムさんが最近の著書でことあるごとに書いているように是非、引退後は監督業に就いてもらいたいです(勿論、ハムで!)。2013/06/28
稲津 和弥
3
スポーツ選手の自伝を読むたびにどんな一流の選手であっても悩み、不安をかき消すことはできないと書いてある。一流と凡人の違いは小さなことを大事し積み上げていくことだと思った。2013/05/05
Üchü
3
野村監督がカツノリの視察目的で足を運んだ試合で、偶然に目をつけられてプロ入りしたような選手が、まさかここまで大きな選手にスケールアップするとは。タイトルの「稲葉JUMP」とは、もはや言わずと知れた札幌ドーム名物の応援スタイルだが、稲葉の野球人生もまさに「HOP STEP JUMP」という言葉で形容するに相応しいものではないだろうか。
chii
3
小・中・高時代、甲子園、法政大学、ヤクルトでのID野球、FA宣言、メジャーの挑戦、日ハムの移籍、北京五輪、WBCまでの事、稲葉さんが出会った人達、素敵な両親、いろんな人達から野球を通して学んだ事、これからの自分など盛り沢山のお話です。「きびしさ」と「優しさ」はセットなんじゃないか、そして「楽しい」と「苦しい」もセットなのかもしれない、どちらか一方では結局いいものにはならないし、大きな力も生まれないのではないかと、僕は思う。稲葉さん素敵です、感動しました、涙です、もう一回読もぉっと・・・2009/12/31
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