内容説明
潜在意識の開発には3段階がある。第1は自覚、第2は制御、第3は発展である。潜在意識に関してよく知ることが「潜在意識を自覚する」という第1の段階である。次にその自覚に基づいて、「背後の無数の私」をコントロールできたときに、過去の自分には見えなかった新しい可能性が見えてくる。そのような段階が「潜在意識を制御する」という第2の段階である。本書では潜在意識を自覚し、制御するための5つのアプローチを紹介した。その方法を用いると、皆さんには潜在意識を活用し、さらに発達させる道が開ける。これが「潜在意識を発展させる」という第3の段階である。いずれの段階にもそれに応じた技術が存在する。以上を分かりやすく説いた本書によって、皆さんが人生の新しい可能性の扉を開かれることを祈る。なお本書では、私が指導する能力開発法の受講者の生の体験談を随所で用いた。それは私の主張を抽象的に受け止めるのではなく、体験者の声を通じて、具体的に理解してもらうためである。
目次
第1章 潜在意識―「自分の知らない自分」を知る(私たちは知らない自分に操られている;潜在意識が人生のほとんどすべてを決めている ほか)
第2章 潜在意識の刺激には5つのアプローチがある(潜在意識の自覚と制御のコツ;言語系の加速により潜在意識を高める ほか)
第3章 潜在意識の高まりは驚くべき諸効果を生む(潜在意識がものの見方をゆがめている;潜在意識の高まりは直観力、先見力を高める ほか)
第4章 潜在意識の活用で創造的な日々を過ごす(潜在意識が高まると驚くべき多方面の効果が出る;潜在意識の高まりは発想力、創造力を高める ほか)