内容説明
巨富を築き上げた「富豪商人」、巨大な企業を創り上げた「経営者達」、彼らはいかにして「孫子の兵法」から成功を導き出したのか?成功者が実践している「財をなす」ための極意とは。
目次
1章 ゼロからの秘伝―財を築く器を創る!(疾きこと風のごとく―松下幸之助が巨大な富を築きえた理由は何か;智者の慮―ゼロから大企業をつくりあげた井植歳男の「智者の慮」 ほか)
2章 商機の秘伝―商機をつかむ天の時・地の利(戦わずして勝つ―岩崎弥太郎が成功した「謀を伐ち、交を伐つ」;勝つべきものは攻なり―堤清二はなぜ急速な店舗展開を敢行したのか ほか)
3章 情報の秘伝―金の眠る“情報”を盗み出せ!(敵の情を知らざる者は不二の至りなり―なぜ野村徳七がスターダムに躍り出て鈴久は落ちたか;上智をもって間となす―一流経営者はなぜスカウト人事に専心するか)
4章 組織の秘伝―利益を倍増する人材・組織の創り方(勝ち易きに勝つ―川上源一が人材の育成と音楽普及に大金を投じた理由は何か;令、素より行われて、民服す―伊藤雅俊が最大の貢献者を切り捨てた理由は何か ほか)
5章 王者の秘伝―無限の富を生み出す金儲け哲学(小敵の堅は大敵の擒なり―松下は大型電算機からなぜ撤退したか;死地には則ち戦う―岩崎弥太郎は、なぜ狂気の沙汰のデッドヒートを展開したか ほか)
著者等紹介
河野守宏[コウノモリヒロ]
福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部中退後、総理府恩給局や新聞記者などを経て作家となる。自由民権運動の闘士、河野広中の直孫(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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