内容説明
文学・映画・テレビがより面白くなる。戦国武士道・御陣女郎・美童男色・忍者・くノ一・乱破・戦場博奕・首実検・結婚・食事など完全網羅。
目次
1章 戦国武士道ものしり8の考証―下剋上がなぜ生まれ、広がっていったか
2章 武士の生活ものしり11の考証―どういう制度のもとでどう行動していたか
3章 戦国風俗ものしり11の考証―激動の時代に揺れ動いた男と女の人間模様
4章 戦略・戦術ものしり11の考証―乱世ゆえに生まれた陰謀奇略
5章 城の攻防ものしり13の考証―一国の運命を賭けていかに秘術をつくしたか
6章 忍者ものしり6の考証―この時代はどこを向いてもスパイだらけ
7章 武器・武術ものしり18の考証―刀、弓矢、鉄砲の使いこなし方から謎の新兵器まで
8章 合戦場ものしり17の考証―修羅場だからこそあらわになる人間性
9章 実録・合戦例ものしり6の考証―戦国時代を象徴する名将・知将の戦いぶり
著者等紹介
稲垣史生[イナガキシセイ]
時代考証家。明治45年富山県生まれ。早稲田大学卒業後、東京新聞勤務。のち時代考証家として大河ドラマ『春の坂道』『赤ひげ』『勝海舟』『風と雲と虹と』などを担当。昭和50年、第一回放送文化基金賞を受賞。平成8年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おっとぅ
4
かなり昔に書かれた物なので、史実に関しては今現在解明されている説に比べて少しふるい。しかしちょっとした裏話や知らなかった事柄も多く面白かった。2017/08/02
zaku0087
1
戦国時代の歴史あるある的なものだった。最近の流行の「昔、教科書で習ったこととは違っていた」のような話はない。ちょっと物足りない感じはするが、裏話が好きであれば面白う読めるかもしれない。2020/05/12
ohmi_jin
0
瓶割り柴田とか一代で成り上がった斎藤道三とか間違いばかり。極めつけは淡河にわざわざ(あわかわ)と間違ったルビをつけているところ。こういう人が時代考証するから昔の大河ドラマは間違いばかりなのでは?2017/02/08