内容説明
逆境何ものぞ!経済危機を果敢に回避、信念を貫いて生きた凄い男の凄い知恵と波乱の全人生。元気の出る本。
目次
1章 凄い奴―「不遇」からの出発
2章 放蕩三昧に「美学」あり―「情のもろさ」が共通項
3章 「実学」を生かす―高橋是清と田中角栄の無名時代
4章 「雌伏の時代」に何をしたか―「どんな苦境でも七分の力で、一二〇%の力を出せ」
5章 「ポスト・肩書」に執着するなかれ―知事のイスも蹴った恬淡さ
6章 「来るを捉える」人生―「苦しいとき、逃げ出す奴はダメだ」
7章 経済危機への挑戦―二人は、どうリーダーシップを大胆、果敢に発揮したか
8章 「高橋蔵相」「田中蔵相」にみる発想の大転換―「財源はいくらでもつくれる」秘策とは
9章 「人事の要諦」を教える―佐藤栄作、絶妙の「チェック・アンド・バランス」
10章 「公的利益優先」という生き方―刻むがごとき人生―有効に使え
11章 「危機管理」決断と実行―問われるリーダーの覚悟
著者等紹介
小林吉弥[コバヤシキチヤ]
政治評論家。昭和16年8月26日、東京生まれ。早稲田大学第一商学部卒業。的確な政局・選挙分析、指導者論・組織論に定評がある。講演、執筆、テレビ出演など幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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超運河 良
8
国がお金さんをたくさん使うと全国に平均的に行き渡り景気が上を向く。高度成長期や戦後復興期は予算を決めてこれをやると便利になると国民の理解を得れていたので公共事業や民間の仕事が増えた。本来、今でも財政出動による景気回復出来る。日本は清く貧しくが美徳とされ多額のお金さんを受け取る事への抵抗を昔から引きずったままバブルへ行ったので皆んながお金さんを使い手放す事へ夢中になった。節約、節約が美徳とされまさに清貧が抜けないのでい景気が上を向かない。二人とも真の狙いは清貧を心から退けることだったのかも。2015/09/12
しゅはり
2
良かったです。それぞれの本は読んでいたので改めて読み直す感じでしたが。2013/10/20