目次
序章 人は人となり、磨いて仏となる
1章 巻一・異生羝羊心―自分の心が闇にいることを知る
2章 巻二・愚童持斎心―善き心の兆し。御仏のもとに帰る旅の始まり
3章 巻三・嬰童無畏心―祈りの心に目覚める、その初心が天界の道に通じる
4章 巻四・唯蘊無我心―自我の実体は実在しないことを知る
5章 巻五・抜業因種心―一切のものごとは因縁によってなることを体得する
6章 巻六・他縁大乗心―すべての生命に愛の心を起こすことで大いなる慈悲が生じる
7章 巻七・覚心不生心―この世のあらゆるものは幻であることを知る
8章 巻八・一道無為心―生きとし生けるものすべての心と身体は本来清らか
9章 巻九・極無自性心―迷いの波が静まらないから、自分の心を悟ることができない
10章 巻十・秘密荘厳心―宝の庫の扉が開いたとき、思いもよらない我が心の大きさを知る
終章 闇を見るところから明るい明日への道が開ける
著者等紹介
池口恵観[イケグチエカン]
高野山真言宗傳燈大阿闍梨大僧正。昭和11年鹿児島県生まれ。高野山大学文学部密教学科卒業。鹿児島市烏帽子山最福寺・藤沢市江ノ島大師法主。平成元年5月、前人未到の「百万枚護摩行」を成満する。平成11年山口大学より医学博士号を授与される。現在、同大学をはじめとする多くの大学で客員教授、非常勤講師をつとめる。平成14年「密教学芸賞」を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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