遠すぎる渚―太田八重子愛と死のなぞ遺して

遠すぎる渚―太田八重子愛と死のなぞ遺して

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  • サイズ B6判/ページ数 308p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784845371778
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

一流企業の秘書からヌードモデルに転身した八重子は単なるヌードモデルではなかった。昭和30年代まで、常にコダックに先行され続けていた日本写真界の勝利をもくろんだ富士フイルムの技術と宣伝のための被写体として、八重子は酒も恋も禁じられ、杉山のカメラの前に立ち続けた。一方「X線撮影法大系」のモデルとしてレントゲン撮影機の透視台の上でポーズをとり続け、日本放射線医学界に知られざる貢献をした稀有の存在であった。杉山吉良の名作「讃歌」のヌードモデル太田八重子の栄光と愛と死の短い生涯を描く。

目次

第1部 薔薇の告別
第2部 イヴを見た男達
第3部 裸の仮面
第4部 三保海岸疑惑

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

12
これも愚かな男に誑かされた女性の悲劇。いつまで女性ばかりが翻弄されなければならないのか。「女性よ賢明たれ」との先人の言葉をかみしめる。2019/12/16

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