内容説明
なぜ御社の「戦略的人事」は空回りするのか?日本最大のビジネススクール講師陣による人と組織のマネジメント論。
目次
概論―人・組織マネジメントの前提となる経営の全体像を理解する(日本企業が直面する戦略・組織課題―「失われた20年」から反転攻勢するために、HRに課せられた役割・責務とは何か;経営の全体像を捉える(経営を全体として捉えるための視点、思考の流れとは;人・組織を考える前に、企業が価値を生み出すための活動を具体的に捉えられているか;効率的な調整・統合を行うための「情報の処理」と「知識の創造」の原理とは))
各論―経営的視点からの人と組織のマネジメントの論点(組織構造と意思決定のデザイン―組織における意思決定の特徴とは。適切な意思決定のためにHRに期待される役割とは何か;グローバル化と人事システム―グローバル化に伴い、何を変え、何を変えないか;ダイバーシティ・マネジメント―企業理念やビジョン、バリュー、戦略的競争優位性とダイバーシティのつながりを理解できている ほか)
総括―理想の企業システムと人事への期待(「個を活かす生態系」としての新しい企業の形―「新たな時代が求める人材を獲得し、さらに成長させていく」企業となるために、何を考えなければならないか;これからの経営とHRに期待されること―人の価値を最大化する役割を担うHRに求められるスタンスとは)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mika Otomo
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先日までスクーリングしてたので、親和性あり。復習になった。 お初で印象に残ったこと。 Lead the Self➡リーダーシップの出発点は人をリードするのではなく、自分をリードすることから始まる。 上位層のリーダーほど理念体現度を評価する 経営のパートナーとして“AND思考” 戦略的人事とは、人と組織を活用して会社を「勝ち」に導くこと。 諸施策をマッピングして整理してみたいと思った。 そして、この本をきっかけに読みたい本(手元にあるけど積読)を読みたいと思った。2016/04/30