内容説明
なぜ行うのかどのように考えるのか、何を行うのがよいか。職場のストレスやメンタルヘルス不調の基本を理解し、マネジメントやリーダーシップを発揮する!
目次
第1章 働き方改革とともに取り組む「ラインケア」(部下のメンタルヘルス不調は上司の責任である;ラインケアは看過できないコンプライアンス ほか)
第2章 メンタルヘルス不調への対応(メンタルヘルス不調はどんな病気なのか?;メンタルヘルス不調の複雑な成り立ち ほか)
第3章 職場ストレスを最小化する職場運営(ストレスチェックを受けていますか?;ストレスチェックの質問と個人ごとの事後措置 ほか)
第4章 メンタルヘルス対応の応用(発達障害に困っている?;発達障害を一つの個性と捉える ほか)
著者等紹介
亀田高志[カメダタカシ]
株式会社健康企業代表・医師。労働衛生コンサルタント、日本内科学会認定内科医、日本医師会認定産業医。1991年産業医科大学医学部卒。職場の健康管理と危機管理を専門とし、企業や自治体、専門家に向けた講演、研修、執筆等を手掛ける。社会保険労務士がメンタルヘルス対策等を学ぶ健康企業推進研究会も主宰。福岡産業保健総合支援センター産業保健相談員、国際EAP協会日本支部理事、日本産業衛生学会エイジマネジメント研究会世話人でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Ssai
1
職場でやや長期の休職が発生していることから手に取る。 私は管理職ではないが、対応や留意点等が知りたかったため。 特に「第2章メンタルヘルス不調への対応」が参考になった。2022/03/05
まこ
0
「70歳になったあなたの上司は誰?」この問いにドキっとしました。 大企業では55歳ごろ役職定年があり、65歳、70歳まで働くようになると言われます。 20-30歳離れた若手社員の育成に悩んでいる管理職の方々が、今、彼らと良好な関係を築いておかなければ、10-20年後は彼らから指示されて働くように、立場が逆転する可能性が高いです。 今は教える立場で、いつまでも後輩、部下と思ってしまいますが、いずれお世話になる相手になると考えると、目の前にいる若手世代を育てる意味が重みを増すように感じました。2025/05/06
Go Extreme
0
ラインケア:もはやコンブライアンスの一つ 予防医学:未然防止を1次予防、早期発見・早期治療を2次予防、リハビリテーション・再発防止を3次予防 不調による職場の問題を=事例性 病気や病状<付随して生じる損失を含む事例性 不調には一つとして同じケースがない 不調者対応:ルールを守る・感情的にならない・労務管理の一環として取り扱う・日々の対話を心掛ける 職業性ストレスモデル 3つの急性反応:心理的・身体的・行動面 レジリエンスを高める:時間管理・前向きな態度・健康習慣・遊び、弛緩 PTSDの4つの症状2020/08/07