目次
巻頭解説 日本の人事管理はどう変遷してきたか(時代別にみる人事処遇制度の流れ;各人事管理制度の変遷―賃金・賞与、退職金制度から評価、教育、福利厚生まで;これからの人事管理;最後に―人事部門の役割とは)
人事部の仕事(ステップアップ編)(人事部門の構築と機能;人事ポリシーの明確化;人材配置;採用・選考;人事制度の企画・運用;労務問題の種類と対応;人材育成、教育・研修;最後に―プロの人事担当者になるために)
スキルアップ編(人事担当者に求められるビジネスマインド・スキル;人事管理の現状分析の進め方;コミュニケーション・スキルを高める;労働関係法律はどのようにしてできるのか;労働法の見方・読み方;労働判例の見方・使い方;労働組合・労使関係対応の基礎知識)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こうせいパパ
15
赤本に続いて読了。赤本に比べて踏み込んだ内容で勉強になった。2021/05/24
kiki
10
人事担当者に必要なビジネスマインドは、人間力、感じる力、伝える力、動かす力、考える力。伝える力は、伝達、説明、説得。動かす力は、受容、共感、支援。考える力は、要素分解して論理的に検証する分析力、課題設定、原因分析、決定・判断、スケジューリングの論理的思考力、アイディアやコンセプトをまとめる統合力。そして何より、会社の業務や人の特性を知り、組織の目指すべき方向をキチンと理解していることができる人が人事のエキスパートとなる素質がある。2019/05/19
山田太郎
9
教科書読んでるみたいだったな。半分くらいは関係なかったので、読むのが苦痛。2011/08/20
Mc6ρ助
7
かような教科書に現役の頃出会わなかったのは自身か所属した組織の不徳の致すところと思うしかないが、すでに爺さま自身の興味はシフトしてしまった。これだけ労働者の組織率が低下しても労働三法が労働組合法、労働基準法、労働関係調整法ってもちろん労働行政の怠慢だけど、単に経営をサポートする企業の人事では資本と労働のバランスまでは思いが及ばない。自分の所属組織のひとつ上の組織の最善を考えよとは今の初等監督者教育で教わらないのか(今だけカネだ自分だけでは学んでないのは間違いない)。2022/06/16
おおさき
2
【お薦め度4】 入門の緑、基本の赤と読んで実践の青。実践と銘打ってるだけあってとても細かい。人事ってこんなにたくさんのことを考える必要があるのかと先輩や先人の人事へ尊敬の念が湧き上がる。 この本も最も良かった部分は一番最後の法令ができるまでと法令、判例の読み方のパート。あの箇所は何度も読もうと思った。今は採用なので、給与とかはあんまり関わらないけど、法令、判例の読み方をしっかり頭に入れておいたり、読んでおいて論点や気をつけるべきことが分かっていると良いことしかなさそう。2020/08/04
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- 和書
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