出版社内容情報
お寺に寄せられるおそなえものを、仏さまからのおさがりとして、全国の子どもたちへ--
子どもの貧困問題に取り組む「おてらおやつクラブ」。
お寺と社会の「ある」と「ない」をつなぐ活動はどのように広がっていったのか。
その原点と10年の歩み。
内容説明
お寺に寄せられる「おそなえ」を全国のひとり親家庭に「おすそわけ」。日本中にさざなみのように広がっていった貧困家庭支援活動、その10年の歩み。活動の「仕組みの美しさ」でグッドデザイン大賞受賞。
目次
第1章 なぜお坊さんがおやつを配るの?(「おそなえ」を「おさがり」にして「おすそわけ」;日本で広がる「食」の支援 ほか)
第2章 お寺の「ある」と社会の「ない」をつなごう!(コンビニより多い日本のお寺;むかしからあった「おそなえ・おさがり・おすそわけ」 ほか)
第3章 もう一度、お寺を身近な存在に(47都道府県のすべてに声をかけよう;おぼうさん、ぽてとちっぷください ほか)
第4章 そして、コロナを乗り越えて(「助けて!」―コロナで届いた大量の声;仏さまはだれも見捨てない ほか)
著者等紹介
井出留美[イデルミ]
office3.11代表。奈良女子大学食物学科卒、博士(栄養学/女子栄養大学大学院)、修士(農学/東京大学大学院農学生命科学研究科)。ライオン、JICA海外協力隊を経て日本ケロッグ広報室長等を歴任。東日本大震災(2011年3月11日)での支援物資の廃棄に衝撃を受け、自身の誕生日でもある3・11を冠した(株)office3.11設立。食品ロス問題の専門家としての活動をスタートさせ、食品ロス削減推進法の成立にも協力。政府・企業・国際機関・研究機関のリーダーによる食品ロス削減を目指す世界的連合「Champions12.3」メンバー。第2回食生活ジャーナリスト大正食文化部門/Yahoo!ニュース個人オーサーアワード2018受賞。食品ロス削減推進大賞消費者庁長官賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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