母にはなれないかもしれない―産まない女のシスターフッド

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母にはなれないかもしれない―産まない女のシスターフッド

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845118588
  • NDC分類 367.2
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「子どもを産まない」その一言が言いづらい

「なんで産まないの?」「次は子どもだね」「産んだらかわいいって思えるよ」「産んで一人前」

友だち、親、同僚、パートナー、SNSの言葉に戸惑い、傷つく女性たち。
女性たちの「産まない・産めない・産みたくない」を丁寧に聞きとったインタビューと
著者自身の「産まない」を紐解くエッセイから見えてくる、日本の女性たちのリアル。

内容説明

親、友だち、同僚、パートナー、SNSの言葉に戸惑う女性たちのインタビューから「産まない」を紐解く。

目次

第1章 私は「産まない」を選んだ
第2章 産まない・産めない・産みたくない女性たち(「子どもができたらどうしようと思いながら、夫とのセックスは避妊していない」(専業主婦・安田紬さん(37歳))
「男性社会で仕事をするために産まない」(フリーライター・鈴木麻理奈さん(34歳))
「不妊治療に費やしたのと同じ年数、産めないことに傷ついてきた」(ウェブデザイナー・藤原莉乃さん(52歳))
「産まないつもり。パートナーとは一度もセックスしていない」(事務職・守谷あかりさん(29歳))
「母親から言われた「恋愛も結婚もしないで生きて」という言葉」(会社員・清水麻衣さん(33歳))
「もし、時間が戻せるなら産まない」(美容師・白川梓さん(46歳)))
第3章 対談 若林理央×佐々木ののか―産む・産まないを「選択」することはむずかしい

著者等紹介

若林理央[ワカバヤシリオ]
ライター。1984年、大阪府出身。神戸女学院大学卒。webメディア「好書好日」「ダ・ヴィンチWeb」、雑誌「月刊MOE」等を中心に、書評やインタビュー記事を執筆する。いじめや不登校といった自身の経験と、日本語教師、アイドルなどの多様な職歴から「普通とは何か」をテーマにエッセイや小説の執筆もしている。2022年に発表した、本書の原案であるZINE『私たちが「産まない」を選んだのは』が文学フリマで反響を呼ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ズー

23
翻訳本だと思っていたのだが、まさか日本の方がこんな内容の本を書くとはびっくり!しかもびっくりするぐらい、自分と同じように考えている人がいた。今まで私も結構言われてきてうんざりしたり、悲しくなることが多く、時に少数派であることが辛いこともあったけれど。本に救われるということがどんなことか今までピンとこなかったけど、この本でそんな体験をした。2024/04/11

クマシカ

17
安易に感想を書くとそれを読んで傷つく人もいるのかなと思う。私は子どもがいないのでこの本には大いに共感できた。家庭環境は複雑だったが他の姉妹は子ども産んでるのでそれぞれの性格によるのかな。仕事や趣味があって子どもいなくても楽しいよって人もいれば、産みたくないけど結婚してて夫に経済的に頼ってるから意見できないって人もいる。産まない選択をした人は自立しないと、夫の気分次第で不本意に産ませられるリスクがある。産む産まないの選択は女性の自由なので外野に何言われても私は産みませんで済む話だけど、社会が追いついていない2024/12/12

あとがき

11
主題からにじみ出る苦悩や葛藤を看過できず手に取った。 子を産める性別というだけで、産まない・産めない女性は様々な圧力にさらされる。悪意のない(思慮もない)言葉がその心をすり減らす。その生きづらさが痛いほど伝わる。/産まない自由は自明の権利であるはずなのに、それを身勝手と感じる人がいる。産まない理由なんて、なんとなく子供が欲しくないで十分なのに、それを不思議がる人がいる。「女の幸せ」なんて個別性を無視した概念は消え去るべきだ。/「普通」の人々から善意で発せられる「呪いの言葉」がこの世界には多すぎる。2024/03/20

ユウティ

10
わたしにはもの凄くウェットな書き物に感じられた。傷ついてグラグラしているのを隠さずにそのまま出しているのだろうか。主題は乱暴にいうと子あり・子なしの女性の分断とかについてなんだと思うが、あまり集中できなかった。様々な選択をした女性へのインタビューも載っていたが、幼少期に家庭に問題(完璧な家はないから、というレベルではないと思う)があった人ばかりで、どう考えたら良いか分からないというのが正直な気持ち。なんだか感想も書きにくい。2024/04/15

おさと

8
感想は一言では言えない。子供を持つ、持たない。どちらかしか選べないけれど、どちらを選んでも良くて、周りがどうこう言うことではない、とは思う。2024/08/08

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