東京電力の変節―最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃

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東京電力の変節―最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845118427
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

原発回帰への大きな政策転換を図りつつあるエネルギー政策のなかで、福島原子力発電所事故を起こした東京電力は、当初の原発被害者への謝罪の姿勢から、損害賠償支払いを拒否し、払い過ぎなどと被害者攻撃へと姿勢を変え、最高裁は津波の長期予測を否定し、国・東京電力の責任を認めない判決を出している。これらの背景には、密接な人事交流を行っている最高裁判事、司法エリートと国、東京電力の癒着関係があることを明らかにする。

内容説明

「心から謝罪いたします」―その言葉の裏で頻発する避難者攻撃!東電はなぜ攻撃戦術をとるようになったのか?深く結びついた電力会社、政府、最高裁判所、そして巨大法律事務所の人脈を明らかにする!

目次

序章 被災者攻撃の裏側(取り戻しのつかない被害;被災者を否定し、攻撃する東京電力)
第1章 東京電力の変節と原発事故被害者(被災者を攻撃しはじめた東京電力;ADRでの和解拒否 ほか)
第2章 “国に責任はない…”最高裁判決は誰が書いたのか(避難者の願いを裏切る最高裁;最高裁、国、東京電力を結ぶ巨大法律事務所人脈)
第3章 原発回帰へ舵を切る日本(経営難の東電は被災者とどう向き合うのか;普遍的な社会保障の構築と、被害者の苦難に向き合う社会へ)

著者等紹介

後藤秀典[ゴトウヒデノリ]
ジャーナリスト。1964年生まれ。NHK「消えた窯元10年の軌跡」、「分断の果てに“原発事故避難者”は問いかける」(貧困ジャーナリズム賞)などを制作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

5
被災者への攻撃、ADRでの和解拒否2024/05/11

gokuri

5
東電の原発事故の損害賠償をめぐる訴訟のルポ。 10年を過ぎた中、各地でおこってい被災者の保障に関する東電の対応の変化を軸に、地裁、高裁、最高裁での判断の傾向を分析していくと、著者の視線は、東電の弁護士、最高裁をはじめとする裁判官と弁護士事務所の密接な人事交差、そして政界人脈へとむけられていく。 産業発展に重要な位置をしめる「電力」の直接的の担い手である電力会社が背負っていかなければならない賠償問題は、その賠償範囲の決定を、司法の手にゆだねることが困難すぎると感じていしまう。2023/10/13

nazukenta

1
東京電力の不誠実さにあきれた。デブリ取り出しでも感じた。原発再稼働への回帰も過酷事故が起これば私たちは各地の電力会社から不誠実な対応をされる。また司法の独立性も大きなテーマで原子力規制庁、東電、法律事務所の人脈の流動性は全く知らなかった。これでは敗訴が続くはずだ。最高裁判事の面々は西村あさひ法律事務所に入っていく。人脈図があるので名前をよく覚えておく。国民投票に生かすために他にも登場する弁護士の氏名はメモしておく。「虎に翼」に興味を持った方は必読かも。現在も司法の独立性はないように思う。2024/09/16

愛の工場長

0
進学・転学や就職、転職、結婚・出産、他地域への転居。人生設計上の重要な選択。今の避難生活がいつまで続く。帰還はいつできる。予測しがたい現状では、決断を下すことが困難。将来に対する希望や生きがいを見いだせない。生活設計が立てられない、不安定な現状の継続。不安感や焦燥感、無力感。責任と競争。情実人事。謙抑的。公平らしくあれ。我妻栄。大島堅一。海渡雄一。三浦守。樋口英明。澤藤統一郎。小野寺利孝。米倉勉。猪股正。金井直子。嶋里隆。菅野博之。千葉勝美。原子力発電の会計学。南海トラフ巨大地震でも原発は大丈夫と言う人々2024/11/19

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