渡辺治著作集<br> 渡辺治著作集〈第12巻〉「帝国」アメリカの覇権と日本の軍事大国化

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渡辺治著作集
渡辺治著作集〈第12巻〉「帝国」アメリカの覇権と日本の軍事大国化

  • 渡辺 治【著】
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  • サイズ B5判/ページ数 460p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784845118168
  • NDC分類 304
  • Cコード C3336

出版社内容情報

冷戦終結後、平和な世界が実現するとの期待に反し、グローバル資本の要求の実現をめざすアメリカ帝国を盟主とした諸大国とその他の諸国の対抗が激しくなってきている。日本はアメリカの要求に応えるため軍事大国化を強引に推し進めている。帝国主義化する世界は現在どのような段階にあり、それへの抵抗はいかなるものかを、歴史的に明らかにする。

内容説明

アメリカの世界戦略の中で日本はどこへ向かうのか。アメリカの圧力と海外展開を進める日本資本の要請に基づいて90年代に開始された日本の軍事大国化が、憲法とそれを支える運動によりジグザグの展開を強いられる過程を描く。冷戦後、現代帝国主義の盟主アメリカが、ソ連・東欧圏の崩壊、中国の市場経済化により拡大した「自由な市場」秩序に歯向かう「敵」を掃討し、市場秩序を維持・拡大する戦略を分析する。

目次

1 現代帝国主義としてのアメリカ帝国主義(アメリカ帝国の自由市場形成戦略と現代の戦争;「復権」するアメリカ)
2 冷戦後日本の軍事大国化とその困難(日本の軍事大国化・その諸段階と困難;小国主義政治の歴史的終焉)
3 軍事大国化の諸段階と抵抗(日米新ガイドラインの日本側のねらい;九・一一事件と日本の対外・国内政策;テロ対策特措法の成立と民主党の役割;有事法制の登場への道―いまなぜ有事法制か?;有事関連法案と日米当局者の意図 ほか)
4 軍事同盟強化・軍事大国化の歴史と現段階(日米安保と憲法をめぐる攻防の歴史と現段階、展望―軍事同盟に代わる平和の枠組みを、今こそ)

著者等紹介

渡辺治[ワタナベオサム]
一橋大学名誉教授。1947年東京都生まれ。1972年東京大学法学部卒業、73年4月より79年3月まで東京大学社会科学研究所助手、79年10月より同研究所助教授、1990年4月より一橋大学社会学部教授、2000年4月より10年3月まで同大学大学院社会学研究科教授、この間、2004年12月より06年11月まで同大学院社会学研究科長・社会学部長、2010年名誉教授。2001年より10年まで東京自治問題研究所理事長。2012年より15年まで日本民主法律家協会理事長。2004年より「九条の会」事務局(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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