出版社内容情報
近年、IT・AI技術の進展やグローバル化によって、社会は大きく変わっています。また、新型コロナ感染症の感染拡大が、人の働き方を大きく変えようとしています。そのような流れを受けて、働く人たちを守るための法や規制のあり方の変化に対応すべく、本書は、多様な働き方や技術革新に対応した法のあり方を模索します。
内容説明
グローバル化やIT・AI技術の進展。人の働き方が大きく変わろうとするなかで、働く人たちを守るための法や規制のあり方を模索する。
目次
第1部 社会法の変容と基礎理論(労働法の基礎とパラダイムについての一試論―ひとつのエスキース;「労働の中心性」と労働法批判―メダ=シュピオ論争の展開;労働者性の推定規定の可能性 ほか)
第2部 多様な働き方(東亜ペイント事件最高裁判決再考―「通常甘受すべき程度を著しく超える不利益」と家族;労契法旧20条と無期契約労働者間の均等待遇原則;「同一労働同一賃金」原則と非正規労働―イギリス法を参考にして ほか)
第3部 技術革新と労働法(米国における人工知能(AI)を利用した採用試験等における障害をもつアメリカ人法(ADA)上の問題点について
いわゆる『対面型』プラットフォームワークをめぐるドイツの新動向―限界ギリギリのデリバリー(Liefern am Limit)運動を中心に
フランスにおけるプラットフォーム就労者に対する集団的労働法の展開)
著者等紹介
沼田雅之[ヌマタマサユキ]
法政大学教授
大原利夫[オオハラトシオ]
関東学院大学教授
根岸忠[ネギシタダシ]
高知県立大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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