内容説明
本論文集は、四部をもって構成されている。第1部では、憲法と条約、雇用形態と均等待遇、性差別禁止などのテーマが、第2部では、雇用社会の基本原則・展望あるいはワーク・ライフ・バランス、第3部では、性暴力と人権、性の自己決定と尊厳、家族と婚姻、そして第4部では「ハラスメントと法」が論じられている。各テーマの第一人者、気鋭の論者による力作揃いの本論文集が、社会法とジェンダー法の協働を体現する学術書として、尊厳ある社会の実現に少しでも寄与できることを編者一同願ってやまない。(「刊行にあたって」より)。
目次
第1部 差別・平等と法(憲法と条約;雇用形態と均等待遇 ほか)
第2部 雇用社会と法(雇用社会の基本原則;雇用社会の展望 ほか)
第3部 ジェンダーと法(性暴力と人権;性の自己決定と尊厳 ほか)
第4部 ハラスメントと法(顧客・利用者等によるハラスメントと使用者の防止対策義務;イギリスにおけるハラスメントの法的規制 ほか)
第5部 早稲田大学における最終講義(労働法の「女性中心アプローチ」―ジェンダー法との架橋を求めて)
著者等紹介
島田陽一[シマダヨウイチ]
早稲田大学教授
三成美保[ミツナリミホ]
奈良女子大学教授
米津孝司[ヨネズタカシ]
中央大学教授
菅野淑子[カンノトシコ]
北海道教育大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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