内容説明
“幸せではなかったが、不幸ではなかった”誠実に働いてきた人生を傷つけられ、執拗に繰り返されるパワハラと闘い、解雇を撤回させた女性たち。人と人のつながりのなかで支えられ、闘い続け自分を変えていった働く者の記録！
目次
第１章 解雇された労働者を独りにさせない
第２章 職場で孤立させるパワハラに耐えて
第３章 和解という名の金銭解雇に抗して
第４章 「民主的」保育園で労組潰し・退職強要・解雇
第５章 支援組織づくり・闘う福保労組へ
終章 「幸せではなかったが、不幸ではなかった」
著者等紹介
高橋秀直［タカハシヒデナオ］
１９４３年生まれ。６８年北海道大学農学部大学院博士課程中退、弘前大学農学部に就職、２００４年弘前大学過半数代表、０５年弘前大学農学生命科学部長、０９年定年退職、弘前大学名誉教授、「不当解雇との闘いを支援する会」会長、１６年福祉保育労働組合青森支部顧問（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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おたま
9
具体的な事例が紹介されており、パワハラや不当解雇する側の手口がよく分かる。精神的に追い詰めていくそのやり方。それに対して、不当解雇の撤回の闘い方も具体的に書かれている。基本的には、表紙に書いてあるように、パワハラや不当解雇をされた者の、尊厳を回復し、不当解雇するということは「高くつく」ということを思い知らせる、そんな闘い方をするということだ。私にとっては非常に役に立つ本だった。2020/09/19
